亜浪のサイト


亜浪忌俳句集/平成16年11月11日


■今年の亜浪忌

風ありあり空より落葉している日/高橋信之

亜浪忌の霽(は)れゆき空に風があり/高橋正子

 小諸懐古園にて
城跡の園に菊の香亜浪の碑/小島花英

色変えぬ実生の松や亜浪の忌/野田ゆたか

亜浪忌や旅ゆく背なを風が押す/山野きみ子

亜浪忌や鹿島の波音耳底に/安丸てつじ

亜浪忌や冬暖かき草のゆれ/小西 宏 

星満ちて旅ある空や亜浪の忌/宮地ゆうこ 

 天都山句碑にて
亜浪碑の黄葉いよいよ散り尽くし/志賀たいじ 

亜浪句を一句諳んじ亜浪の忌/臼井虹玉
 
曇天に一筋の光亜浪の忌/大山涼
 
一途なる我が道を行く亜浪の忌/篠木睦 

亜浪忌の朝の乱菊切りにけり/おおにしひろし
 
亜浪忌の陽のやわらかく赤き実に/藤田洋子

 神の旅の前日にあたり
散る木の葉明日は旅路の亜浪の忌/今村七栄

父母の時代を生きし亜浪の忌/山中啓輔
 
雨しずか鳥の声もす亜浪の忌/祝恵子

亜浪の忌音なき夜にはるかな思い/池田多津子

亜浪忌の空渡る鳥つぎつぎに/池田加代子

小雨降り「雁」読む夜更け亜浪の忌/堀佐夜子
 
小諸への旅近づきて亜浪の忌/藤田裕子 

落葉をしげじげと見ての溜息す/津村昭彦 

亜浪忌の柿の色葉の雨に垂る/碇英一 

亜浪忌や牛残されし地震の村/加納淑子
 
亜浪忌の桜紅葉がはらはらはら/おおにしひろし
  
曇る空の光満ちつつ亜浪の忌/脇美代子

亜浪忌や借り出す分厚き全句集/古田けいじ

パソコンに句碑を訪ねる亜浪の忌/守屋光雅

小諸へと心残して亜浪の忌/大給圭泉


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