[高橋信之特選] ★十三夜の夕べの雨の匂うなり/高橋正子 詩情があります。「十三夜」の落ち着いた詩情があります。下五の「匂う」で決まりました。(高橋信之)
★古城へは手の届く距離十三夜/野田ゆたか 古きものを身近に引き付けている。それがいい。季語「十三夜」の働きがいい。(高橋信之)
★穂薄のつややかな弧を幾重にも/臼井虹玉 日本画にあるような光景ですが、「つややかな」薄の穂がきれいですね。(高橋正子) しっかりした句ですね。自然をよく観ていますね。(高橋信之)
★桶水の静かに溢るる十三夜/脇美代子 ★どんぐりを拾いに青き皿持ちて/碇 英一
[高橋正子特選] ★仮縫いの大きめの衿冬隣/河 ひろこ まだ出来上がっていない大き目の襟が、暖かそうですね。仮縫いである 不安定さに詩があります。(高橋正子)
★十三夜エスプレッソの香を高く/池田加代子 今夜のエスプレッソ。香りを高くしていい時間を過ごしたいですね。(高橋正子)
★秋冷は雨に濡れたる梢より/藤田洋子 秋冷が、視覚に捉えられていて、月のあかりさえ感じられます。(高橋正子)
★十三夜しんと眠れる山の村/池田多津子 ★どんぐりを拾いに青き皿持ちて/碇 英一 |