【金賞】
★新米を何度も掬い零し見る/河ひろこ
作り手の思いが読み手に伝わってきて、リアルだ。作者の姿が見えてくる。生活の軽さと強さがあって、嘘がない。(高橋信之)
【銀賞】
★厨窓に雨傘過ぎる十三夜/堀佐夜子
日常の中に詩を拾った。詩は、どこにでもあって、作り手の心次第である。「心外無仏」という言葉がある。(高橋信之)
厨の窓を過ぎる傘を見て、やはり十三夜の今宵は雨なのだと、思う。十三夜なので、残念と思う気持ちにも詩情がある。 (高橋正子)
【銅賞】
★懐かしき声階下より十三夜/今村七栄
いい詩情だ。「十三夜」であればこそ、と思う。「懐かしき声」の主は、明らかでなくてもよい。(高橋信之)
映画の場面としてきりとられたような状景に、十三夜らしい情緒がある。(高橋正子)
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