雪見ての夜の目の裏になおも雪http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
椿さんです。朝の大霜は、このお祭りそのものみたいです。 明けて来る明るさにある春の雪 かたちよく斑雪嶺たてて風は行く 温泉(ゆ)帰りの声が広縁抜けて春 桜草雑木林に近き店 大切に心音放ち春炬燵 よい土に育っておりぬチューリップ 風呂沸てる煙へも舞い春の雪 目にするはこれ程広く春の霜
・義満の栄華を揺らす春の池 ・鳳凰が水面に揺れ浅き春 ・青苔の庭軟らかに春夕陽 ・異国人指差す金堂春入り日 ・宮人の遊びし船や春の池 ・春光を増す金堂背に写真撮る 雪の降りそうな陽気でしたが結構にぎわっていました。 宜しくお願いします。
華師匠フリージアの香抱へ来し つくねんと昼の出窓の恋の猫 宜しくお願い致します。
インターネット俳句コンテスト生徒の部、おせわになりありがとうございました。 今印刷をしていますので、該当の生徒に配布いたします。ありがとうございました。 白梅の芳香ありや梅見茶屋 和章 春の雪おもわぬ寒に町静か 和章 夕暮れの屋根の丸さや春の雪 春の夜の雪に消さるる里の音 一人居の夜のしんしんと春浅し 父さんを越したねと母の声二月 黒髪に溶け入るほどの春の雪 一歩ずつ我が背を伸ばす春の雪 淡雪のひとひら頬の温かき 枝川を急ぎ浸すや春の水 惜しみつつ山遠ざかる春の水 山里に行きつ戻りつ春の来る 海苔掻きの潮の深さの足赤し 海苔を引く石臼音を回しおり 寝転んて春の音聞きく炬燵かな
ラーメン屋のカウンターの上に梅の花 雅夫 ラーメン屋のように忙しげなところに、季節感たっぷりの 梅の花があるのがいいですね。店主の心と、お客の心がふ れあっています。 パソコンへ想いふくらむ初日記 花乱 パソコンを使って、ますます良い句を発表されますことを 願っています。この句は日常を素直に詠んだところがい いですね。 老眼鏡掛けてパソコン覗く春 久蔵 「老眼鏡」というのが、ちっとも年より臭くなくていいで すね。「覗く」という言い方にも、若々しい好奇心が感じ られてよいと思いました。
梅香るでんでん太鼓を孫へ買う けいじ なつかしい光景ですね。子供のころ、紙で張ったでんでん太鼓 があって、一年間それを破らないように、気をつけていました。 川沿いのしばしの友の雀の子 隆博 雀が友達なんて、うらやましい。雀のほうは気づかずに、けっこ う無邪気に、ちょんちょんしてるわけでしょう。
大伸びの空を飲み込む春きげん 川沿いのしばしの友の雀の子http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
・道の駅ビロードタッチの猫柳 ・山門をくぐればすぐに梅の香来る ・少年の絵馬少し揺れ紅白梅 ・梅香るでんでん太鼓を孫へ買う ・天満宮露店の呼び声梅開花 早春とは言え天満宮では梅に雪がちらつきました。 宜しくお願い致します。
春の寒さが続きます。 青空は薄きを見せて冴え返る 昏さくる芽吹きの中を通る時 揺れている花菜数える七つある クレーンのこれも角度に春の空 調いつつ春を大雪らしき 足元をはこべの青さにも埋め 日曜の集団登校木の芽風 羽衣のような雪の日春の山
梅の香の和服人待つ公民館 朝の雲雀誘い合わせて藪の中http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
淡雪の清濁どちらにも等しく降る 晃 淡雪の清濁全てに等しく降る 晃 「どちらにも等しく」よりも「全てに等しく」がよいと、 します。主観的な語感による判断です。
淡雪の清濁どちらにも等しく降る 晃 わかりませんので、ご指導お願いいたします。
山が又、雪の日となりました。 対き合って深さ違えて山笑う 鳥の恋日に日に遅れてゆく時計 こだまする鴉の声と青い麦 春の雪積もることはなき予報 玻璃よりも透けて割られて春氷 あかい椿静かに硬い風の中 春の草図鑑広げてみたりして アドバルーンいよいよ上がり多喜二の忌
剪定の後の小枝の一山に 剪定の後の明るく山の見ゆ 剪定や餅は餅屋の勘所http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
インターネット俳句コンテスト入賞句を発表しています。 コンテストのページにお立ち寄りください。 賞状は、後日、四国インターネットの実行委員会からお送りします。 お楽しみにしてお待ち下さい。
掲示板への積極的なご参加をいただいて、喜んでいます。 掲示板の俳句とそのコメントは、以下のページに書き込 んでいますので、お立ち寄りください。 インターネット俳句カレッジの 中級講座、添削講座、鑑賞講座。 俳句カレンダー。 俳句日記。
今俳句クラブ活動の時間です。できたら打ち込むようにしているのですが、誰も 帰って来ません。今、すごい雪が降っています。雪に埋もれているのではないかと、 心配しています。 <菜の花の坂行く電車軋みつつ 泰子> いい句ですね。大雪を見ながらそう思っています。重信の風景が思い浮かびます。
コメントをもらうとやっぱりうれしいです。コメントに返事をもらうと、ほっとします。 久万中の校舎完成されたのですね。おめでとうございます。 インターネット俳句の取り組みを地域に発表されるなんてすばらしいですね。 今日の投句 菜の花の坂行く電車軋みつつ 泰子 電話ボックス灯りて春の闇深し 泰子
朝刊に喜び満載春の雪 和章 春の日に子ら歓声のニュースあり 和章 淡雪の清濁全てに等しく降る 晃 昨日の愛媛新聞に久万町統合中学校(総木造建築)の写真と、新聞部優秀賞の記事が 載りました。(池田志野教諭指導)その前の日は、畑野川中学校(平成11年度統合に なる学校)が、98年ソニーディスク&テープ大賞コンテストで「オーディオ大賞とソ ニーミュージック奨励賞学校賞」に選ばれました。(田中賢一教諭指導) 五人の生徒のグループ「かぼす」の作った曲は「あしたのまたあした」 明日、久万町生涯学習推進大会で、久万中学校のインターネット俳句の取り組みを発 表します。15分程度の発表時間ですが、地域の人たちに分かるよう話したいと考えて います。
春一番には早いのかもしれませんが名古屋は風の強い日でした ・春立つや高空ゆっくり飛機一つ ・春一番出張へ発つ交差点 ・春一番ビルの1階駆け抜ける ・春一番母は子供の釦かけ ・春一番押されて列車近づけり 宜しくお願いします。
吉田 晃先生、コメントをありがとうございます。 八木 泰子さん、やさしいコメントに感謝します。 青空と二つ色分ける春の山 春霞穏やかな山平たくてhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
すれ違うセーター春の日の匂い ベル鳴らし自転車過ぎる春の暮 ちりめんの残り少なし粥美味し 薄氷や馬穴斜めに置いたまま 雪雲も雨雲もみな東へとhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
春雨に傘低くする老尼さま 春の雨昼を灯してひとりの餉 春一番吾を追越すペダルかな 三月のカレンダーに取上げて頂き恥ずかしい思いです。 三月号水煙有難う御座いました
水温み妻も洗車に意欲みせ 和章 柳芽を水面に移し春の川 和章
晃さん、泰子さん、コメントをありがとうございました。けさの愛媛新聞に、久万中のことが、 載っていました。木の香りを覚えました。 健やかな春草のこと言い朝 こちらへも歩く斑雪嶺肩へ置き 曲がり角ちらちら白く豆の花 百千鳥どこか淋しい葉書くる ころころと捨ててある壜草萌える 春灯冷たきものを口へ入れ まなかいに舞って春雪それで止み 芽のほぐるもの運ぶ花屋の車
こちらは昨日春一番が吹きました。 ひとふしの初音海より風まろび ローカルの車窓きらめく春の海 手に掬う浜辺の砂や春日向 風光る少女の像や「赤い靴」 春一番モーセ五書より始まりぬ 天窓の一すじの光復活祭 水煙三月号有難うございました
泰子さん、コメント有り難うございます。泰子さんや弘子さんの、コンクリートでなく土の匂いの強い句が羨ましく、いつも読んでいます。 佐藤忠良製作の裸婦のブロンズ像が近くの銀行の外に飾られている。 季節によって足許の花が変わる。 ・裸婦像の足下も春の花となる よろしくお願いします。
<春大根ほっこり抜けて穴丸し 泰子> 柔らかく優しい句です。「ほっこり」→「穴丸し」という表現が大好きです。 <樹々の芽の総立ち空へ勇み立ち 泰子> 心の温かい力強さが感じられます。正義感という言い方は変かもしれませんが、 「希望」というよりは、「正義感」と感じたい気がします。 <帰る日の近づく鳥が庭へ来る 弘子> 弘子さんの優しさですね。いつも庭に来る鳥を見ていたであろう弘子さんの眼差 しを想像します。 <トーストへ蜂蜜固し浅き春 けいじ> 白濁し粗目のようになった蜂蜜を、ようやく春になった喜びを込めてパンにぬり ながら朝食をとっておられるのでしょう。今日もいい朝なのですね。 <アンテナに鳶ふたつおり春の雨 牛庵> 自然林が少なくなったため、猛禽類が減りましたね。昔、よくみていた鳶もほと んど見ることができなくなりました。番いの鳶に暖かな雨が静かに降りかかってい ます。 <春正直約束のように昼のどか 隆博> 隆博さんらしいと言っていいのでしょうか。素直な落ち着いた句だと思います。 <春浅き夜半の灯うつる湯にしずもる 正子> コメントお許しください。 充実の一日だったことを、湯につかりながら満足感に浸っておられるのですね。 湯に揺れる「夜半の灯」が気持ちの高ぶり静めてくれるのでしょう。
トーストへ蜂蜜固し浅き春 けいじ 蜂蜜固し 私は易々と見逃してしまったけれど、本当にそうですね。 痒いところに手が届いた感じです。 畑から人声けさは雲雀鳴き 弘子 人声も雲雀も春の空を明るく広くしてくれて、楽しそうです。 豌豆の空掴みたき蔓伸びる 牛庵 豌豆の蔓の細くて美しい緑に(掴みたき)という言葉がぴったり。 春雨の辺りかくせば心見ゆ 正子 (春雨)と(心見ゆ)という音の響きが そのまま春の雨の音のようです。 雪ゆるむ谷川落ちる土の音 隆博 これは力強い春への音。雪ゆるむ というのも感じが伝わります。 今日は季節風が朝からうなりをあげています。俳句日記を読んで、文学の力のことを 考えています。
濃い靄の春の峠を北に越ゆ 晃 春動く靄の峠や杉木立 晃 寒もどる山からの雪吹きつけて 晃 雪吹きし古き校舎に寒返る 晃 薄赤き芽の色強き山座る 晃 赤い芽の山懐の深き村 晃 八方の春山の強さ身に受ける 晃 枯れ葦の陰に潜みてウグイ釣る 宗利 綿ぼおしかむりし地蔵母に似て 宗利
「水煙」三月号が届きました。ありがとうございます。 信之先生の「俳句日記」を楽しく読ませて頂きました。 朝の一声の挨拶が一日をまた明日を清々しいものにしてくれます。 春正直約束のように昼のどか 雪ゆるむ谷川落ちる土の音http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
掲示板の句のコメントを「俳句日記」のページ(2月11日ー18日)に 書き込んでいますので、お立ち寄りください。
春浅き夜半の灯うつる湯にしずもる 春雨の辺りかくせば心見ゆ 菜の花に浅蜊夕餉のつつましく 高階に電気ストーヴつけて住む
アンテナに鳶ふたつ居り春の雨 春燈や夕餉の家を見て通る 豌豆の空掴みたき蔓伸びるhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
・トーストへ蜂蜜固し浅き春 ・西の空春の雨持ち来る気配 ・地に垂れて花咲く準備枝垂桜 よろしくお願いします。
昼を暗くしている春雨です。 畑から人声けさは雲雀鳴き 耕しへ光の中へ吸われゆき 車大小高速道路うららかに 受験期の子らの朝夕通学路 帰る日の近づく鳥が庭へ来る 雲雀よく鳴いて先程より小雨 宙(そら)の中春雷聴けるかもしれぬ 提げ帰る鯛の彩にも雨が降り
昨日、陽気にさそわれて散歩しました。木々の芽も幹も張りつめています。 春は(張る)だなあと感じながら歩きました。 春大根ほっこり抜けて穴丸し 草芳し農夫二人が話しおり 樹々の芽の総立ち空へ勇み立ち 木蓮の芽のつややかな銀鼠 椿花粉きらきら垣根ゆすられて
蕗のとう熱きうどんに香りたて 和章 木の膚も春の息吹が感じられ 和章 早春の山どっしりと置いてある 晃 ぐるっと回ると春の光も回る 晃 雪水の温んで里へ蕗のとう 晃 軽い音振り向けば春の海 晃
軽々と夜を押し上げる山の春 見ず知らず声を掛け合い村のどかhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
川岸に絹銀色の猫柳 和章 猫柳の芽はなんといっても、春を象徴するもののひとつです。 それに、水となんとよく似合うものでしょうか。 春泥の艶と匂いの中の朝 晃 雨が充分に降った後の朝のようです。土も春の光を受けて艶め いてきますから、いよいよ春だと思うわけでしょう。 あまご釣り春雪ふみて沢登る 宗利 清流に棲むあまごを釣りに、雪の残る沢を登るのですから、 これほど、清らかなことはないでしょう。 桜の芽ボールが白く宙に浮き 弘子 感覚的な俳句です。桜の芽とボールの取り合わせが、新鮮です。 やがて咲く桜の色を思い出させてくれます。 草青む畦道子等のランドセル けいじ 若草というには少し早い季節の「草青む」ですが、こんな光景は 生命力にあふれる子供たちとよく似合います。私も津和野でこん な俳句を作ったのを思い出しました。 「若草のさかんな畦を女学生 正子」
・人住まず庭に蝋梅盛んなり ・草青む畦道子等のランドセル ・百円のチューリップ孫の手が伸びる ・鴨帰る富士の川から富士を背に 宜しくお願いします。
俳句カレンダーの3月を作成しましたので、 お立ち寄りください。
水煙3月号を発送しましたので、間もなく、お手許に 届くことと思いますので、お楽しみ下さい。
春の池動いて鯉の口丸し 晃 どこか黒ずみを見せる池の面、鯉はその色に敏感にも春を覚えるのでしょう。 弘子 菜の花や遠き里より便りくる 和章 春の喜びが伝わってきます。もしかして遠き里は、まだ見ぬ地ではないのでしょうか。 弘子 晃さん、コメントありがとうございました。まだまだの朝の冷え込みですが、日が昇っては、 春です。私は温度計を持っていません。そのほうが、その日その日の自然に素直になれるの です。 弘子 弘子の句 裏庭を耕す人に鶏の声 電柱に人が登って涅槃西 どことなく肉薄鰆に灯がこぼれ 網袋蜆詰めるも大ざっぱ 音たてて袋から出る春大根 春日和家新しく建つところ 桜の芽ボールが白く宙に浮き 玻璃戸へ来軒へ移って春の蝿
あまご釣り春雪ふみて沢登る 宗利
佐夜子さんのコメント(自句自解) 今日は良いお天気で久しぶりに淀川の堤防へ。顔見知りの人達が元気良く歩いていました。 すれ違ふ新幹線や山笑ふ 春の土手少し数増す万歩計 晃さんのコメント(作品鑑賞) <春の土手少し数増す万歩計 佐夜子> 陽気につられ、散歩の距離も伸びます。気が付けば、かなり遠くまで歩い て来てしまいます。春は人を積極的にさせます。「少し数増す」がいいです ね。 晃さん 佐夜子さん ご投稿ありがとうございました。 作品鑑賞と自句自解を歓迎します。 多くの方々の積極的なご投稿をお待ちしています。(信之)
木の香る校舎春の光あり 和章 菜の花や遠き里より便りくる 和章 山ふくらみ春へ心の移される 晃 春の池動いて鯉の口丸し 晃 のれそれの喉越しするりと白き肌 晃 しまやふゆひとさんへのコメント「軽くにる」を「軽くなる」に 訂正して下さい。
<春の霜今する息の透けとうり 弘子> 「霜の色春の景色になる朝」ですね。朝一番の外気の寒さも、やはり春 です。体の中から軽くなります。「今する息」の心地よさが伝わって来 ます。 <食堂に若布売り来て磯香る 牛庵> 我々庶民の春の日常です。行商は人間味あふれていいですね。春の磯も 大好きです。海岸に生まれ育った私も今は山の中です。「海」「磯」いい ですね。 <自動ドアを出れば襟首春めきて しまやふゆひと> この感じよくわかります。首筋にあたる風の冷たさが春なんですね。心 がなんとなく軽くにる瞬間です。 <いちご食む孫の口には大きすぎ けいじ> バイオで作ったいちごでしょうね。恐ろしいほど大きないちごがスーパー に出回っています。遺伝子を組み替えた影響はどうなのでしょうか。しかし、 お孫さんの愛嬌のある姿とおじいちゃんの優しい眼差しが目に浮かびます。 <春の土手少し数増す万歩計 佐夜子> 陽気につられ、散歩の距離も伸びます。気が付けば、かなり遠くまで歩い て来てしまいます。春は人を積極的にさせます。「少し数増す」がいいです ね。
正子先生、コメントをありがとうございます。 雀の子屋根の裏ほど豊かな声 のど飴をほうばるそばの春の風邪http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
今日は良いお天気で久しぶりに淀川の堤防へ。顔見知りの人達が元気良く歩いていました。 すれ違ふ新幹線や山笑ふ 春の土手少し数増す万歩計
・いちご食む孫の口には大きすぎ ・草青む田の向こう列車すれ違う ・春日射す座席に替わり句を詠まん ・恋の猫朝は日だまり車庫の前 岡崎へ出張のおりに詠む。 宜しくお願いします。
八木泰子さま、コメント有り難うございました。現代都市風景を 意識的に詠んでみようと思ってます。 春日和 スーパー マンション 歩道橋 自動ドアを出れば襟首春めきて 「ケイタイ」に物言う娘 二月尽
食堂に若芽売り来て磯香る 麦踏みや斜めに続く山の畑 旧正の餅搗く三世代家族http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
真昼が静かです。 春の霜今する息の透けとうり 初雲雀太陽まるくあるしかない 初雲雀夜に入るまで明る気に 新しい柄杓来ている春の川 犬ふぐり響いてくるは男下駄 葬送の低き矢印風光る 春天を皮をはがれし樹が衝ける 真夜中の黒さに染みて冴え返る
雪解けやぬるいコーヒー飲んでいる 茂由子 菜の花を太く短く活けにけり 茂由子 春光や上履き一足はみ出せり 茂由子 春を待つ君への電話つながらず 茂由子 春近しチャイムの音もやわらかく 茂由子
川岸に絹銀色の猫柳 和章 雪山に春の夕日が色をつけ 和章 春泥の艶と匂いの中の朝 晃 背筋やや寒く蛇口の春氷 晃 閉校の近くなる日や雪残る 晃
右肩に髪を束ねて寒明くる りゅうしょう 女のひとが長い髪を束ねて片方の方に流している様子には清純で、 それでいて女らしさがあっていいですね。寒明けの春を待つ気持 ちがでています。 やすやすと川を飛び越え雲雀ゆく 隆博 はや雲雀ですか。春なのですね。めずらしい光景を句にされまた ね。川の水もぬるみ、辺りがいきいきしてきました。 雲流れ水は静かに猫柳 和章 のどかな早春の光景が静かに詠み込まれています。そのとおりで すね。 ワーという歓声あがる吹雪かな 佐代子 吹雪のあまりのすごさに思わず、「ワー」と歓声があがりました。 そのことで、ふぶきの美しいまでに激しい様子が伝わってきます。 春灯の小さき納屋の藁匂う 晃 藁の懐かしい匂いです。春の灯に照らされた藁が懐かしくにおっ ているのです。小さい納屋だからこそよく匂います。 春菊の香りをゆでし夕支度 佐夜子 「香りをゆでし」がよいですね。「夕支度」で句が決まりました。 花がさき風が気になる花ふんしょう 宗利 春先の何ともすっきりしないものに、花粉症があるわけですね。 風があまり吹かないようにと願います。 学校の時計が見える木の芽晴れ 弘子 あそこの木の芽も、ここの木の芽も春を待っているのでしょう。 本当の春もいかにも近いという、明るさが感じられます。 藁を打つ音するそこに祖父の顔 牛庵 藁を打ってる音を偶然きいたのでしょう。それでふっと、祖父の ことを思い出したわけです。郷愁を感じます。 散歩から帰る揺れているクロッカス けいじ 瀟洒な俳句ですね。心のたのしさが充分伝わってきます。
ゆく鴨の大きく見える川の端 やすやすと川を飛び越え雲雀ゆくhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/