NPO法人水煙ネット


 

オフ吟行・句会・大会   



水煙俳句フェスティバル
【第17回】 1999年11月21日/松山
【第18回】 2000年4月29・30日/東京深川
【第19回】2001年11月23日〜25日/松山
【第20回】2002年7月29日〜31日/富士登山・河口湖
【第21回】2003年11月23日・24日/松山
東京吟行
@ 1998年06月07日/上野
A1999年11月02日/神田
B 2000年05月17日/深川
松山吟行
@1998年04月05日/久万
A1998年11月22日/重信
B 1999年01月24日/松山
C2000年06月18日/松山
その他の吟行
関西@2000年8月12・13日/大阪城公園・淀川河川敷公園


【第1回】

1998年4月5日/ 愛媛県 久万町久万中学校


[作品]

高原の町にきている花あかり  高橋信之 体育館に春のピアノの音が吸われ 高橋正子 満開の花の句会となりにけり  野上哲斉 学校の桜を芯に久万の町   松岡登司子 木の温み人の温みの学び舎に  八木泰子 命うけたる蝶の雲より白く  有吉孝史 桜咲く校舎の優しき色となる  森竹智則 春遍路信じる者の影二つ  吉田 晃


愛媛久万中学校から 投稿者:吉田晃  投稿日:04月05日(日)14時22分47秒




高原の町にきている花あかり 信之

体育館に春のピアノの音が吸われ 正子

満開の花の句会となりにけり 哲斉

学校の桜を芯に久万の町  登司子

木の温み人の温みの学び舎に 泰子

命うけたる蝶の雲より白く 孝史

桜咲く校舎の優しき色となる 智則

春遍路信じる者の影二つ 晃



 インターネット俳句のみなさんへ

 本日、高橋信之先生と「水煙」のみなさんが、本校で句会を開いて下さい

ました。古い校舎中心にをたくさんの俳句に詠んでいただきましたが、その

いくつかをご紹介致します。なお、このような句会が、みなさまのご協力に

より各地を舞台に行われますことを願っております。


吉田晃先生へ 投稿者:高橋正子  投稿日:04月06日(月)07時50分42秒

昨日は大勢が押し掛けまして,たいへんお世話になりました.

おかげさまで,よい吟行会となりました.今後ともよろしくお願いします.

娘の句美子も久万は良かったと帰りに申しておりました.

ありがとうございました.



 久万中にて5句 (正子)

体育館に春のピアノの音が吸われ 

コーヒーに水の旨味よ花の朝

木の床の明るさストーブジジと鳴る

高窓のガラスを花の埋めつくす

校庭に蝶飛ぶ曲線描かれる




オフライン久万高原 投稿者:信之  投稿日:04月07日(火)17時57分23秒

オフライン久万高原/高橋信之

高原の町に来ている花あかり

坂のぼる坂の行く手の山ざくら

ふくらめる花の一樹の充実に

木の校舎のどこかで音が花冷えに

木が生きている花どきの板廊下



楽しくて充実した久万高原の一日でした.

吉田晃先生

お世話になり,ありがとうございました.

皆さん

久万中学校のHPのアドレスを下に書き込みましたので,どうぞ!



http://www.shikoku.ne.jp/kumachu/index.html


【第2回】

1998年6月7日/ 東京上野 西洋美術館/ 六本木「スパーゴ」


[作品]

靴音の籠れり梅雨のゴッホの絵に 高橋信之 待ちに待ちし上野吟行明け易し 岡本栄一 伊予なまりなつかしく聞く沙羅の花 岡本桜子 句菩薩の集いしところ梅雨曇り 武田稲子 始めまして誌友六月の絵を前に 原 順子 明るく晴れて小鳥の囀り窓越しに 久保越子 東京の空細長く梅雨ぐもり 八木泰子 緑陰の葉の香が身体をかけめぐる 鳩崎良一 いちはつや湧水のある心にも 戸原 琴 紫陽花や友のほころぶ顔と顔 徳永恭子 ココナツの甘き風ふく布哇の地 渡辺一史 夏の夜の弾む会話に酔い早く 渡辺京子


オフライン東京吟行 投稿者:信之  投稿日:06月08日(月)04時33分17秒

オフライン東京吟行は無事終わりました。

参加者は、都内から1名、首都圏から6名、岩手から1名、松山から4名の

総勢12名で、楽しい1日を過ごしました。

上野・西洋美術館での私の一句:



<ピカソの絵の明るい色よ梅雨曇る日も>



六本木「スパーゴ」では、ご馳走もワインも美味しく頂きました。


東京吟行作品集(訂正) 投稿者:高橋正子  投稿日:06月11日(木)08時32分28秒



靴音の籠れり梅雨のゴッホの絵に       高橋信之

待ちに待ちし上野吟行明け易し         岡本栄一

伊予なまりなつかしく聞く沙羅の花     岡本桜子

句菩薩の集いしところ梅雨曇り         武田稲子

始めまして誌友六月の絵を前に         原順子

明るく晴れて小鳥の囀り窓越しに       久保越子

東京の空細長く梅雨ぐもり             八木泰子

緑陰の葉の香が身体をかけめぐる       鳩崎良一

いちはつや湧水のある心にも           戸原 琴

紫陽花や友のほころぶ顔と顔           徳永恭子

ココナツの甘き風ふく布哇の地         渡辺一史

夏の夜の弾む会話に酔い早く           渡辺京子


今日(6月10日)の一句 投稿者:信之  投稿日:06月10日(水)23時17分40秒

<東京の空細長く梅雨曇り  泰子>



東京を詠んで、とても珍しい句ですが、解釈に迷うことはありません。

意味は明瞭で、梅雨寒の続いた東京をしっかりと記録してくれました。


東京吟行 投稿者:八木泰子  投稿日:06月10日(水)08時41分18秒

  

これが東京まずモノレールへ夏衣 

東京の空細長く梅雨曇り

最上階ホテルの朝のパインアップル

ゆるやかに飛機日常へ夏の日を



まだ俳句の整理が十分でありませんが、ご指導お願いします。

本当に言葉が胸にあふれ十分表せないもどかしさを感じています。

今回の東京吟行を企画しお世話してくださいました

先生、正子夫人には大変感謝しています。

特に正子夫人には、初顔合わせの私達の吟行句会がスムーズに

楽しく運ぶよう格段の配慮をしていただき、そのおかげで本当に

楽しいオフライン吟行になりました。本当に有り難うございました。


吟行句会の出会い 投稿者:八木泰子  投稿日:06月12日(金)00時28分36秒



はじめまして誌友六月の絵を前に  原順子



私たちはこのように出会いました。そして、



待ちに待ちし上野吟行明け易し  岡本栄一

伊予なまりなつかしく聞く沙羅の花  岡本桜子



この句のあたたかさのように打ち解け、それぞれの想いが作品となりました。初対面にもかかわら

ず、俳句という文学のおかげで、人と人の、また人と自然の交流を豊かにすることができました。

いま一番求められていることが、ここにはあります。人間の回復というと少しおおげさでしょうか。

でも、そのように感じた吟行でした。句座という場の可能性を再確認したのでした。


人生を積極的に肯定する情熱 投稿者:信之  投稿日:06月12日(金)04時30分23秒

泰子さん

積極的に掲示板をご利用いただきありがとう。



インターネットの世界では、生身の人間の積極的な出会いが重要な鍵となります。

オフライン東京吟行の朝に新宿のホテルで読んだ日経新聞(6月7日)の記事を

思い出しました。歌手小室等のコラムです。現代音楽の作曲家である武満徹に学

んだことを書いていました。武満徹が師事した清瀬保二は、旧制松山高校(現在

愛媛大学)の出身で、俳人西垣脩も同じ旧制松高の出身です。東京吟行の翌日は、

西垣脩先生のご長男西垣通先生(東大教授・情報学)の研究室を吟行仲間とお訪

ねしました。



歌手小室等は、武満徹の(忘れることはない)言葉を紹介する。

「人生を積極的に肯定する情熱がない限り、歌は生まれないだろうと思う」

俳句も同じである。

「人生を積極的に肯定する情熱がない限り、俳句は生まれないだろうと思う」



梅雨の光り一本のわが万年筆 信之


【第3回】

1998年11月22日/ 愛媛県重信町 相原弘子居


山を見る 投稿者:相原弘子  投稿日:11月30日(月)14時46分30秒

水煙重信句会第一回は、昨日、好天のもと、盛会のうちに終了いたしました。信之先生はじめ

御参会いただきました皆様ありがとうございました。又、後片付けまでしていただきまして、

ありがとうございました。皆様の御句に、お話に生まれ育ち暮らす、この見奈良に、新たなる

思いを抱いております。今後とも宜しくお願い申し上げます。



 ポスターに師走の半日朱く書き

 玄関に声の胸元冬の菊

 このままが極楽色に枯れ蓮田

 しみじみと猫が見上げるピラカンサ

 売り土地の看板打って熟柿の木

 真南に聳って皿ヶ嶺眠る日々

 冬すすき雨降りそうな朝の下

 枯れを摘む電車の音をかたわらに


お礼 投稿者:森竹  投稿日:11月30日(月)11時13分02秒

 弘子さんへ

 昨日は、お招きいただき有り難うございました。しかも、美味しい

 料理までいただいて感謝感激です。お家は、とても眺めが良く素晴

 らしい景色にも感動しました。今後とも、宜しくお願いいたします。



 両側の山の冬陽が部屋に射る

 温かな炊き込み飯と冬の道



 本日の句

 マフラーをしっかり巻いて首高く

 名も知らぬ木の実を踏めば音軽く

 窓に露長く垂れての朝が来ぬ


初冬 投稿者:信之  投稿日:11月30日(月)05時13分40秒

弘子さん

  昨日はお邪魔しまして、ご馳走様でした。お世話ありがとうございました。

  泰子さん

  手早い書き込みで、ご苦労様でした。いい報告です。

  智則君

  司会に、接待のお手伝いに大奮闘でしたが、智則君にいい句が出来たことが

  何よりも嬉しいですよ。


重信句会 投稿者:八木泰子  投稿日:11月29日(日)21時38分30秒

今日の午後、相原弘子さん宅にて、重信句会が開かれました。冬晴れに山々が美しい好日です。

お宅の南面の大きな窓いっぱいに皿ケ峰を置いて、裾野に広がる田畑に冬の陽ざしが溢れる中、

和やかな句会になりました。また、弘子さんの心温まるおもてなしにくつろぎました。

     どこまでも晴れ冬山へ向かって歩く   信之

     銀杏黄葉市電は丸くカーブする     正子

     冬朝日瞼の裏の明るい世界       満樹

     初冬の青空を中心に散策する      智則

     三人の男が歩く道に子守柿       孝史

     枯野星午前零時を聞いたあと      弘子

     店番の子の編みかけの毛糸玉      泰子

弘子さん、お世話になりました。楽しい時間をありがとうございました。


【第4回】

1999年1月24日/ 愛媛県松山市 高橋信之居


オフライン句会/高橋信之
1月24日午後、衣山の自宅マンションでのオフライン句会。

野上鉄斉居で行う予定が、鉄斉さんご夫婦がインフルエンザのために

我が家に変更。

参加者は、満樹、公司、孝史、智則、弘子、泰子、正子、信之の8名。

最高点句は、冬の日の口から消えゆく小さき歌 正子

オフライン句会とオンライン句会との相乗作用が新しい俳句を育てる

であろうことは、確かである。

オフライン句会は、より深いところへ、オンライン句会は、より明る

いところへ。


オフライン寒中俳句会/八木泰子
野上氏が風邪のため、急遽会場を変更して信之先生宅で俳句会をさせてい

ただきました。先生のお宅への道中、春の息吹を肌に感じながら空の色の

るさにうかれつつ、句会への期待がふくらみます。予感的中、白熱の句会

となりました。



[最高点/5点]

冬の日の口から消えゆく小さき歌    正子

 (日常のほぼ無意識に近い行為を詠んで、しかも詩情ある俳句。誰にも真

 似のできない表現方法で新しさを感じる。「もの言えば唇寒し」と詠んだ

 のは芭蕉であったと思うが、この詩の質から言えば芭蕉をしのぐと言いた

 い。作為がなくしかもあたたかい。)



[作品]

しきたりがあって安らぐ冬座敷     信之

大寒のうどんの湯気に昼灯       満樹

にぎやかに鳥発つ冬木晴れの中     公司

止まるかもしれぬ時間へ春を待つ    弘子

 (弘子さんの世界の広がりを感じる。その広がりの真中に春を待つ作者が

 いる。)

薄く張り動かぬ意志見せ冬の雲     智則

 (堂々たる俳句。力強い中七と繊細な上五のバランスは智則俳句。)

冬天のてっぺんまでつきぬけて青    孝史

 (勢いのある句。駆けぬける駿馬のようにつきぬけてさらに青、広がりを

 失わない。)

窓たたく雨音軽し春近し        泰子



次点の三点句が十一句、四人がひしめくという熱戦ぶりでした。ベテランの

方々もさりながら、二人の大学生の句の充実ぶりに一同満足いたしました。

また急なことでしたのに快く会場を提供、お世話いただきまして先生、正子

さんありがとうございました。おかげで楽しくも充実したオフライン俳句会

となりました。


【第16回水煙俳句フェスティバル】

1999年11月21日(日)/ 水煙オフライン俳句フェスティバル

松山市道後・にぎたつ会館


[水煙大会に出席して/古田けいじ]



[オフライン俳句大会に参加して/伊嶋高男]



[大会報告/掲示板]


【第一回インターネット東京句会】

1999年11月2日/ 東京神田 神田やぶそば


第一回インターネット東京句会/霧野萬地郎記
インターネットを通じて、俳句を楽しむばかりでなく、俳句掲示板のお陰で新しい友人と

出会えるとは、ここまで、このシステムを生み育てて下さった高橋先生ご夫妻始め関係の皆様に

感謝する気持ちで一杯です。



信之先生のおっしゃる<1999年11月2日を第一回インターネット東京句会>とは、

いささか、おこがましいですが、大変楽しい時を過ごしましたので、そのご報告致します。



高男さんが選定した場所「神田やぶそば」は同じ様な老舗に囲まれた神田下町の蕎麦屋。

時間ぴったりに、入り口で出会い、一声でお互いに本人確認。窓際の席を取る。



注文ももどかしく、俳句掲示板の話を継いで出る。催促しない仲居さんが老舗の教育とかで

注文を取りに来ない。とはいえ、「蕎麦味噌」が先ず出る。



<秋時雨神田須田町蕎麦屋味噌> 高男 の世界にいきなり飛び込む。



ビール一本をとぬるめ酒を二合、そして、私の知らない「蕎麦抜き天」、「蕎麦抜き鴨」を

高男さんの説明で、注文。天ぷら蕎麦、鴨南蛮蕎麦からそれぞれ蕎麦を抜いた小どんぶり汁物。



高橋信之先生の俳句に、インターネットにそのバイタリティーに驚きと敬意。素直な句風。

正子先生の「東京人と山」「泡立ち草」「多摩川の瀬水」などの楽しい勉強になる話題提供。

先輩諸氏の俳句に現れる豊かなパーソナリティー。

等々、最後のそれぞれ2枚の「せいろ蕎麦」をも賞味しながら二人で大いに盛り上がる。



「神田やぶそば」を出て、界隈を高男さんの案内で散歩。



そして、昭和初期よりの喫茶店「ショパン」へ。高男さんコーヒー、私ヨーグルトジュース。

話は更に、発展して行くも、その場では俳句は出来ず。句材収集にみ。

しかし、秋の夜長を楽しんだ。



<入り口でお目見えすまし温め酒> 高男

<ゆくりなく夜長の出会い楽しみぬ> 高男

<連れ立ちて古き神田の長き夜> 高男



<蕎麦抜き鴨ネット句友と初対面> 萬地郎

<秋寒の神田藪蕎麦江戸の店> 萬地郎

<宵闇や老舗暖簾の町静か> 萬地郎



高男さんはオフライン句会に参加する由、更に本場松山の様子を土産にまた会う事を約して、

富士の見える東京の家と富士の見えない藤沢の家へ別れました。



次回に参加ご希望の方おられましたら、メールででもご連絡下さい。


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