■オンライン4月句会入賞発表/高橋信之選■
【金賞】 ★片栗の花で一村賑わえり/河ひろこ いつもは静かにひっそりとした村も、片栗の花が咲き始めると、片栗の花を見物する人や車で、賑やかになる。春の訪れとともに、片栗が咲き、人や車もやってきて、春が来た喜びが一村にあふれている。(高橋正子) 可憐な花ですが人気があるようですね。女房も友達と姫新線方面に片栗の花を見に行きました。時々鹿に花を食べられてしまうらしいです。地元の観光課では苦慮しているようです。(都久俊)
【銀賞2句】 ★シャボン玉明るい空へ透きとおる/野仁志水音 シャボン玉は本当に明るい空へと飛んで行く。空へと飛ぶシャボン玉を見上げると、透き通って、色さえ宿さない。澄み切った世界が宙にある楽しさ。(高橋正子) 大空へシャボン玉の輪が次々と広がって行く様子が見えます。(石井信雄)
★柿の木の濡れし枝より芽吹き始む/やまなかみゆき 柿は、雨を得て芽吹くと言ってもよい。雨に濡れた柿の枝の色は、柿の芽吹きの緑を引き立てている。柿の芽吹きが美しい。(高橋正子)
【銅賞2句】 ★リュックサック陽にふくらんで花の庭/宮地ゆうこ 桜の咲く庭に、置かれたリュックサックが、暖かい春に陽を吸って、ふっくらとしている。のどかな花の庭の一こま。(高橋正子)
★空の青海の青濃き入学式/池田多津子 入学式といえば、桜がつきものだが、海の見える学校だろう。空もよく晴れ、それ以上に海の青が濃く、目に新しく深い。子ども達の中には、海で生計を立てている親もいるのだろうか。すっきりとした入学式の思いである。(高橋正子) 晴れ渡った空、澄み切った海の色で清清しい入学式ですね。(脇美代子) 空、海の青の濃さに新入学への清々しさが溢れて見えます。下5の入学式が効いていて新たな意気込みの様なものを感じ取りました。(志賀たいじ)
※選者作品は、金銀銅賞から割愛しました。 ※金銀銅賞の受賞者には、後日賞品が送られます。 |