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■オンライン7月句会入賞発表/高橋信之選■
【金賞】
★向日葵の撓り確かや茎太く/碇英一
実在感のある句で、骨太い精神がたのもしい。(高橋正子)
【銀賞/2句】
★ゆるみなき山の空気に栃の花/志賀たいじ
おおらかな栃の花がさくとき、山の空気はどこか張り詰めて透明である。(高橋正子)
★合歓咲けりここから始まる鈴鹿越え/古田けいじ
合歓の花が見え始めると、いよいよ峠に差し掛かる。それも鈴鹿峠。そこに咲く合歓はさぞかし美しいだろう。(高橋正子)
【銅賞/3句】
★あめんぼの滑り見せたる水の張り/石井孝子
あめんぼを浮かばせている水を、繊細に、鋼のような緊張感で捉えている。(高橋正子)
★裁ち板のうすもの風に落ち着かず/河ひろこ
風を感じてしまううすものの生地がすてきだ。(高橋正子)
★乳飲み子の声夏星に届くかな/高橋秀之
乳飲み子といっても、まだ生まれて半年のたたない子どもだろう。元気よく泣いて、あまりに大きなその声は、星まで届きそうだというのだ。「夏星に届くかな」には、星に願いをかけたいほどの今夜の星に、子に託す夢が語られている。輝く星に乳飲み子の匂いが感じられるほどだ。(高橋正子)
※選者作品は、金銀銅賞から割愛した。
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