保存版
■オンライン5月句会@■
投句(5月2日〜5月8日)
主宰 高橋信之 司会 高橋正子 管理 野田ゆたか
水煙ネット事務局
句会案内の詳細は、下記のアドレスをクリックしてご覧ください。
http://www.suien.net/online/index2.html
花吹雪螺旋風てふありにけり
薫風やそろばん塾の玉の音
クローバーのリース差し出すランドセル
砂山の起伏辣韮の緑延べ
辣韮の緑の果てや海光る
飛機上昇花アカシアの風の中
山椒の芽香を楽しみながら味噌を練る
若葉寒,イラクの虐待知る夕べ
わだかまりすべて流して若葉雨
汗ばみぬ帽子のつばや風薫る
夏芝や枕木とれし廃線路
自転車のかごいっぱいに緑雨かな
ジュピターの輝き一際春の宵
幾匹も蝶を舞わせる花蜜柑
母の日に母まだ在りたる平和かな
夕よりは五月の風の川の波
ゆったりと浮力に任せ初夏の鯉
つぎつぎと葉騒の楠より夏落葉
ゴンドラの大きく揺れて樟新樹
アカシアの白き花揺れ北の窓
どの路地も栃の街路樹街薄暑
盛り上がる山に向かいてこいのぼり
製茶の香空に溶けゆく峡の村
低く飛ぶ燕の速さに雨匂う
水日々にまぶし菖蒲の丈揃う
日に風に水の明るさ菖蒲咲く
風と来て物干し竿に舞う揚羽
父よりも子が上手く吹く草の笛
若き葦オオヨシキリを支えきり
藪陰に白さ広げて花うばら
しゃぼん玉弾けてふっと児の笑顔
五月来て丘に親子のわらべ唄
行く道に葉桜の影綾なして
太陽が双葉のあさがお照らしてる
日差しの中若葉を揺らすポプラの木
よく熟れた苺を先になめくじが
代掻きのシートルーフに待つ子かな
四代の分担ありて田植え了ゆ
法被着て神の子となる祭りかな
新しきカーテンふくらみ若葉風
声高く庭のどこかに初蛙
月まるく武者人形の一点見つめ
子の友が友連れてくるこどもの日
あつきもの夕日の赤と火の白と
たんぽぽに寝てたんぽぽとなりにけり
竿に干す木綿の白さ夏の天
竹の皮ななめに夕日遠ざかる
いのち湧くひかりの海よ聖五月
潮の香の漂う岸辺初夏の海
夏風邪の床で子の声耳澄まし
食卓に家族の数だけ柏餅
日陰入る菖蒲くっきり咲いており
その曲は「森に夢見る」初夏に
夫は居て子は留守連休半ばかな
鉢ものを土におろせば蝶が蟻が
大木となりきし庭の樟若葉
庭の雨また確かめる若葉寒
安曇野の白き芍薬白ならず
からたちの若葉に来れば雲迅し
藤房のやがて揺れ出す風起こり
嵐過ぎ雨の参門花まつり
甘夏柑もぐ傍らの今年花
空あおく光甍や鯉幟
帰省子や父に眩しきものを持ち
芍薬の蕾が五つ子等の里
垣根越し頂く一本夏大根
開け放つ窓の向うに夏の山
一隅に白石楠花のかがやける
降り立てば新緑の野や朝の駅
園児らの声ひと飲みに鯉幟
新緑の温泉目指す鶴と亀
深呼吸せせらぎのごと糸柳
路地裏の蝶とぶ音のなかりけり
春泥の車体に乾く旅の果て
獅子頭祭り太鼓に目をさます
朝の水吸って朝顔双葉の張り
若葉の夜の虫眼鏡の大きな丸
聖五月星青あおと瞬ける
子ら乗せて回転木馬も春愁う
新緑の濃さ少し憂し雨上がり
雨上がる万緑の峰雲生んで
若葉雨山は大きくなりにけり
母の日や昔話の尽きざりぬ
常一膳今宵筍飯二膳
鶯と我が子の奏でるハーモニー
桜散る苦楽を分かちし友思ふ
菜の花に心休まるせぐり坂
円高に一喜一憂桜月
負け馬の大きく外しどよみけり
ジンギスカンの煙の中に山桜
七夕の空の銀河は晴れ渡り
片陰にゆらゆら泳ぐ川藻かな
夕立が土の臭いを残しけり
更衣すべて身軽に無位無冠
豌豆は実を育てつつ天めざす
大橋を渡り来ここも新茶の香
絵手紙に蒼き空あり夏来る
飾兜誰か触れしかうごきおり
漁火の消えて明けゆく夏の海
吉四六とふ地酒の強し目刺し焼く
配れしおはぎに浴びる花吹雪
蕗を煮て手作り励む六十男
北限の椿咲く海岸通り
海の風川のぼりきて鯉幟
田水張り村じゅう空の青もらう
しゃぼんだまあすはなにしてあそぼうか
泰山木丸窓よりの声もれくる
地蔵並ぶ添えられ回る風車
渓流の露天湯煙る五月雨に
夢模様花絨緞やチューリップ
病みあがり筍飯に妻の笑み
若布煮てその潮の香の蒼きかな
筍と鶏を炊いたり土粗し
蕗炊けり緑を噛めば山の音
両岸に橋の乗りたる日永かな
遺跡掘るテント菜の花明りして
雁風呂や舟の形のしゃぼん置き
片陰をいでて人影踏んでゆく
掌をやわらに蹴って蛍跳ぶ
花菖蒲母にさからふ育ち振り
新緑に胸輝かす鴉かな
白牡丹地に金粉の綺羅こぼす
麦秋や灯りと杖を持ち歩く
公園の少女の像に風青し
焼きたてのメロンパン食む夏立つ日
葉桜の風を聞きつつ車椅子
鯉のぼり揚げて船団出漁す
大阿蘇の噴煙北へ青嵐
陽炎のモスクの塔の揺らぎかな
人混みの吾子の風船赤かりし
花わさび旅荷解かずにひと塩す
午後の茶の匙の光れる花曇
下の句を書いた者ですが、投稿者と題名を間違えましたので訂正いたします。
ありがたや
朝日が昇る今日の日に
感謝の恩を忘れけり
特老のウクレレ響き春行くや
銭湯は子供主役の菖蒲かな
連休やなんとなく過ぐ5月なり
五月晴れ昨日限りのこととなり
青虫が畑のあちらこちらにも
連休を終えて再び日常に
蝶飛べり深き緑の海越えて
青空へ稲植えられて風涼し
蜜柑咲く窓に本読む父在りて
小手毬が花いっぱいの墓前かな
苗代にさざ波立てて畦歩く
花白き十薬庭を埋め尽くす
遠足や佛足石の刻み撫ぜ
御朱印の吸取り紙に白蝶来
歩むとき止まるを少し揚雲雀
卒寿なる母の手を引き花の山
花吹雪く中に婚儀の進みをり
初蝶を見し喜びを書き留める
天空を遊び場として揚げ雲雀
野遊に園児らの声透明に
藤棚の豊かに風を巻き起す
つながれて一筆書きに島の夏
恋しさのうからはらから青目刺し
掛け捨ての保険に換える初鰹
すかんぽを折りて畦道男佇つ
窯出しの素焼きの壷に山つつじ
苗代に水を集めし棚田かな
舟虫は波の高さに防波堤
初夏の海波紋重ねて鯔飛べり
五月晴れ浮標境に色変わる
子供の日メール送りて返事待つ
夏浅しマリーナに人のまばらなる
ひそやかに花梨花色の実をつけぬ
抱壷の魚の目細き五月雨
木々も葉も片側に寄せ春の風
投げ分ける鯵や鯖やと地引網
竹の秋地に砲弾のごときもの
蟷螂の生まれたちまち鎌を挙げ
カタクリの咲き誇る路赤鳥居
名残花歳時記に押し旅終わる
遠きビルピカピカピカと緑雨かな
サーファーの卯波捉える鮮やかに
風に舞ふ桜の花の小さき旅
蒲公英の葉の太陽に手を広げ
蒼蒼と山湖ひろごる五月かな
万緑や塔影映ゆる心字池
山若葉絵筆一途の少女かな
山門をくぐる子猫や春彼岸
二人居の言葉少なに春惜しむ
往く春や流れに沿いて花筏
泡とめて蟹が見つめる潮干の子
駈くる子らシャツはらませて風薫る
囀りの一瞬静まりあと盛(さか)る
■第53回のオンライン句会を開催いたします。お楽しみください。
▼投句は、下記の要領でお願いします。
★投句@:5月8日(土)、句会前日の夜12時までに投句箱へご投句ください。
★投句A:当季雑詠3句。5月句会は、春か、夏の句です。
★投句B:投稿者欄には、仮に英字(ABCなど)を一字か二字お書きください。作者の氏名はお書きにならないでください。
題名欄は、「投句」とお書きください。メール欄には、アドレスをお書き込みください。
※詳細は、下記アドレスをクリックしてお読みください。