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■オンライン5月句会A■
選句(5月9日午前6時〜正午)
主宰 高橋信之 司会 高橋正子 管理 野田ゆたか
水煙ネット事務局
句会案内の詳細は、下記のアドレスをクリックしてご覧ください。
http://www.suien.net/online/index2.html
87 117 128 138 171 188 190
171 平原のサイロ孤高に草青む
広々とした青草の平原にサイロがあって、働く人の姿も見える。
自然の風景が気持ち良く心に入ってくる句ですね。
映画のワンシーンにも見えます。
02.10.23.33.128.132.161
132 一両電車行きて麦の香まきおこす
こんな風景はなかなか体験できないのですが、それだけに郷愁と新鮮味を感じます。
09 32 33 47 60 155 176
32 海の風川のぼりきて鯉幟
海に近い村里でしょうか、鯉幟が勢いよく泳ぐ姿が目に浮かびます。男子を得た喜びが川のぼりきてと言う中7に良く表されていると思います。
4059100154165181191
165四代の分担ありて田植え了ゆ
四世代揃う喜ばしさも加わる田植えの様子がみえます。
9 22 33 171 182 192 204
22 更衣をして服装が身軽になったと同時に、退職後、肩書きのない一人の人間になった時、自由になった喜びと一抹の寂しさも感じとれました。
48.70.79.87.103.129.195
129.園児らの声ひと飲みに鯉幟
鯉幟が子供達を見ながら元気な声を空に散らさないで大きな
口にその元気を飲み込んでゆく。5月の風の中で優しく見守る清々しい句ですね。
33,46,52,53,69,111,143
52:公園の少女の像に風青し
新緑の公園の爽やかさがパッと目にうかびました。
みずみずしくて素敵な句ですね。
33 34 119 126 172 187 200
33:田水張り村じゅう空の青もらう
村じゅうが一斉に田植えの仕度をしている様が目に浮かびます。
村じゅうと云う表現がいいし。自然えの感謝のきもちがある。
42, 54, 59, 60,156, 165
165.五月雨の苗植え終えし田より降る
植え終えたばかりの,まだ頼りなげなやさしい緑の苗に五月雨がふりはじめ,その場面の美しさと植え終えた人の充実が感じられ句です。
04.76.112.119.128.174.184
128.降り立てば新緑の野や朝の駅
爽やかな季節、旅の朝の一景でしょうか。降り立つ駅の眼前に広がる目覚める
ようなみどりが、朝の駅の新鮮な清々しい空気を感じさせてくれます。明るい
朝の駅からはじまる、楽しく快適な旅の一日ですね。
09.33.47. 77.96. 154. 165.
47.掌をやわらに蹴って蛍跳ぶ
掌をかすかに照らして飛び立つ蛍。その瞬間の動きを
「蹴って」ととらえた感性がすばらしい。
白くて細い指を連想しましたが、さて。
21,27,33,95,145,154,157
145 寝ている子供の様子に絶えず気を配っている母の優しさを感じます。
04.06.22.33.76.150.190
04.朝の水吸って朝顔双葉の張り
朝の力がみなぎります。濡れた双葉のかがやきに明るい季節の喜びが満ちているようです。
10, 40, 55, 132, 154, 191, 198
◎10:若葉雨山は大きくなりにけり
山に近いところで暮らす作者でしょうか。それともたまたま山に近づいた作者でしょうか。
新緑に染まる山に降る若葉雨を捉え、一段と山の大きさを感じた作者の感性に歓声を上げました。中学時代、伊予三島に住み、四国山脈を見上げて暮らした記憶が蘇えりました。
27.32.55.68.105.112.171.
55. 出漁船に勢い良く鯉幟が翻っている景色がみられます。
はじめておじゃまいたします。
27、34、108,119,138,133,134、
134.窓開けて月下の新樹匂いけり
春の夜の外気、月光を反射させる新芽、そのにおいが想像させられて
生命力、神秘さも感じました。
44.73.79.86.129.155.171
73:遠足や佛足石の刻み撫ぜ
郊外の古刹に遠足に行ったのであろう。釈尊の足形、これは何だと科学少年の疑問が解けないままなのである。<刻み撫ぜ>に小学生の心理とこれからの成長がある。
02 10 25 44 80 172 191
172 父よりも子が上手く吹く草の笛
なんとも微笑ましく親子の情愛を感じさせる句です。
44 62 69 132 140 163 171
171.平原のサイロ孤高に草青む
見渡す限りの平原、青草が敷き詰めた中へサイロがぽっんとある。行ってみたい光景です。
33.44.60.112.126.187.190
33.田水張り村じゅう空の青もらう
村の田一面に水が張られ、青空が映っている様は、これからの作業に
エールを送っているかのようです。
06、25、33、102、146、159、173
06 聖五月星青あおと輝ける
確かにこの青く大きく輝く星を眺めながら帰宅途中、名前を知りたかったのですが、最近 テレビでそれが木星〈ジュピター)だということを知りました。 春に大きく輝くとい
うことで、金星とはまた違う輝きですね。
159 子の友が友連れてくるこどもの日
何かとても温かで微笑ましい風景ですね。 そんな家庭に憧れます。
22 25 39 123 141 192 195
141 竿に干す木綿の白さ夏の天
暖かい季節になった爽やかさが感じられました。
33 67 108 109 111 170 201
111.泡とめて蟹が見つめる潮干の子
蟹がめずらしいもの(潮干の子)に出会って"一瞬"気をとられた磯の風景が
ユーモラスに微笑ましく表現されていると思います。
60、90、104、108、170、185、198.
108.山門をくぐる子猫や春彼岸
大きな山門の下を歩く小さな仔猫の可愛さ、お彼岸の日の春の近さ。
33.59.103・128・164・171・188・
33 ・田水張り村じゅう空の青もらう
水田に青空が写り明るい農村の風景がうかび。好きな句です。
44 121 154 165 186 188 200
121 甘夏柑もぐ傍らの今年花
一木に時の流れがあり今年花の香が清々しい。
96, 100, 106, 123, 154, 172, 184
123.帰省子や父に眩しきものを持ち
しばらく振りに帰った子への慈愛と若さへの羨望でしょうか,子育てを終えた充足感のようなものも感じます。
34 48 96 110 138 188 163
163 かたくりや牛追い歌の発祥地 牛の背せに塩や海産物をたくさん積んで山道を歩き、峠にさしかかったときには、牛と牛方の息も乱れていた。そのあたりには、一面かたくりの花が咲いてた。牛方は、腰を下ろし「牛追い歌」でも歌いながら片栗の花を見つめ思いを巡らす。また、「ぼぼぼぼう」と牛を追いたてながら峠越えをしたことであろう様子がこの句から浮かび上がってきて懐かしさを覚えました。
22・ 59・ 78・ 91・ 112・ 145・ 154・
154・ 4代の分担ありて田植え了ゆ。 忙しさと、楽しさと、充実感のあふれた
幸せが目に見えるようです。
02、10、33、46、59、104、175
175 しゃぼん玉弾けてふっと児の笑顔
膨らませていたシャボン玉がだんだん大きくなっていく。そのときシャボン玉が弾けて
子供の緊張が解けふっと笑顔が顔にあらわれた。それは純真な笑顔である。
60.午後の茶の匙の光れる花曇
僅かな憩いのひとときの寸景を的確に捉えている。花曇が匙に響き見事な写生。
158・141・33・87・84・100
15、22、42、47、59、128、190、
190 水日々にまぶし菖蒲の丈揃う
初夏に菖蒲の咲くを待ち青々と葉が気持ちよく伸びている、葉先の勢いを感じま
す。
33,56,71,77,102,163,200
163.かたくりや牛追い唄の発祥地
いかにも、かたくりの花が合いますね。牛追い唄が残るほどですから、昔はのどかで牛も多く、かたくりの花の群生もあったのでしょう。そんな風景の想像を喚起させます。
04 22 42 96 157 188 200
96.投げ分ける鯵や鯖やと地引網
活気溢れる浜の風景。季語が生きている。
33,40,54,86,158,191,200
191 日に風に水の明るさ菖蒲咲く
まっすぐに伸び、高く花を咲かせる菖蒲。5月の光、風すべての明るさや勢いをもらって いるようです。
54. 65. 100. 132. 156. 171. 174
171.平原のサイロ孤高に草青む
広大な平原に農家の生活の温みを感じさせるサイロ。ご当地の気候風土、生活に溶け込んでいなければ詠めない句と存じました。
02、22、27、58、126、138、189
〇開け放つ窓の向うに夏の山
どこかへ旅行されてホテルの部屋の窓を開け放てば
山々の若緑が目に飛び込んできたの でしょうね。
イオンの空気を胸一杯に吸い込んで良い旅でした。
33 57 81 109 188 189 190
33.田水張り村じゅう空の青もらう
村一面に水を張られ青空が写った明るい景は実りの喜びに向かおうとしている。
27.56.77.125.163.195.200
163 かたくりや牛追い唄の発祥地
かたくりの花がいっぱい咲いている山道をゆっくり牛を連れて唄を歌いながら歩いたのでしょうか。のんびりした懐かしさを感じます。同じ処に毎年咲き年月の重みと命も感じます。
27、33、95,134,151、175、187
134、窓開けて月下の新樹匂いけり
春の宵の戸外の甘い空気、月光を受けた新緑の清々しさを想います。
33.田水張り村じゅう空の青もらう
なみなみと水を張られた村の田一面に初夏の陽が注ぎ水も温む。「空の青もらう」が素朴な明るい農村の景と、作者の豊作へ願いも込められているとりました。
04. 22. 33. 75. 132. 142. 168
33. 87. 128. 168. 174. 184. 187.
87.苗代に水を集めし棚田かな
棚田には苗代が作られ、そこに山の水がいそいそと流れ込んでくる。田植えの準備が調えられてゆく静かな風景に、作者の平らかな心境を見る。
次の[清記]の204句の中から7句を選び、その番号だけをお書きください。9日正午までに選句7句を書きこんでください。コメントも(1句)お書きいただければ、幸いです。 投稿者欄には、ご自身のお名前を、題名欄は、「選句」とお書きください。
[清記/投句者70名/投句204句]
01.路地裏の蝶とぶ音のなかりけり
02.春泥の車体に乾く旅の果て
03.獅子頭祭り太鼓に目をさます
04.朝の水吸って朝顔双葉の張り
05.若葉の夜の虫眼鏡の大きな丸
06.聖五月星青あおと瞬ける
07.子ら乗せて回転木馬も春愁う
08.新緑の濃さ少し憂し雨上がり
09.雨上がる万緑の峰雲生んで
10.若葉雨山は大きくなりにけり
11.母の日や昔話の尽きざりぬ
12.常一膳今宵筍飯二膳
13.鶯と我が子の奏でるハーモニー
14.桜散る苦楽を分かちし友思ふ
15.菜の花に心休まるせぐり坂
16.円高に一喜一憂桜月
17.負け馬の大きく外しどよみけり
18.ジンギスカンの煙の中に山桜
19.七夕の空の銀河は晴れ渡り
20.片陰にゆらゆら泳ぐ川藻かな
21.夕立が土の臭いを残しけり
22.更衣すべて身軽に無位無冠
23.豌豆は実を育てつつ天めざす
24.大橋を渡り来ここも新茶の香
25.絵手紙に蒼き空あり夏来る
26.飾兜誰か触れしかうごきおり
27.漁火の消えて明けゆく夏の海
28.吉四六とふ地酒の強し目刺し焼く
29.配れしおはぎに浴びる花吹雪
30.蕗を煮て手作り励む六十男
31.北限の椿咲く海岸通り
32.海の風川のぼりきて鯉幟
33.田水張り村じゅう空の青もらう
34.しゃぼんだまあすはなにしてあそぼうか
35.泰山木丸窓よりの声もれくる
36.地蔵並ぶ添えられ回る風車
37.渓流の露天湯煙る五月雨に
38.夢模様花絨緞やチューリップ
39.病みあがり筍飯に妻の笑み
40.若布煮てその潮の香の蒼きかな
41.筍と鶏を炊いたり土粗し
42.蕗炊けり緑を噛めば山の音
43.両岸に橋の乗りたる日永かな
44.遺跡掘るテント菜の花明りして
45.雁風呂や舟の形のしゃぼん置き
46.片陰をいでて人影踏んでゆく
47.掌をやわらに蹴って蛍跳ぶ
48.花菖蒲母にさからふ育ち振り
49.新緑に胸輝かす鴉かな
50.白牡丹地に金粉の綺羅こぼす
51.麦秋や灯りと杖を持ち歩く
52.公園の少女の像に風青し
53.焼きたてのメロンパン食む夏立つ日
54.葉桜の風を聞きつつ車椅子
55.鯉のぼり揚げて船団出漁す
56.大阿蘇の噴煙北へ青嵐
57.陽炎のモスクの塔の揺らぎかな
58.人混みの吾子の風船赤かりし
59.花わさび旅荷解かずにひと塩す
60.午後の茶の匙の光れる花曇
61.特老のウクレレ響き春行くや
62.銭湯は子供主役の菖蒲かな
63.連休やなんとなく過ぐ5月なり
64.五月晴れ昨日限りのこととなり
65.青虫が畑のあちらこちらにも
66.連休を終えて再び日常に
67.蝶飛べり深き緑の海越えて
68.青空へ稲植えられて風涼し
69.蜜柑咲く窓に本読む父在りて
70.小手毬が花いっぱいの墓前かな
71.苗代にさざ波立てて畦歩く
72.花白き十薬庭を埋め尽くす
73.遠足や佛足石の刻み撫ぜ
74.御朱印の吸取り紙に白蝶来
75.歩むとき止まるを少し揚雲雀
76.卒寿なる母の手を引き花の山
77.花吹雪く中に婚儀の進みをり
78.初蝶を見し喜びを書き留める
79.天空を遊び場として揚げ雲雀
80.野遊に園児らの声透明に
81.藤棚の豊かに風を巻き起す
82.つながれて一筆書きに島の夏
83.恋しさのうからはらから青目刺し
84.掛け捨ての保険に換える初鰹
85.すかんぽを折りて畦道男佇つ
86.窯出しの素焼きの壷に山つつじ
87.苗代に水を集めし棚田かな
88.舟虫は波の高さに防波堤
89.初夏の海波紋重ねて鯔飛べり
90.五月晴れ浮標境に色変わる
91.子供の日メール送りて返事待つ
92.夏浅しマリーナに人のまばらなる
93.ひそやかに花梨花色の実をつけぬ
94.抱壷の魚の目細き五月雨
95.木々も葉も片側に寄せ春の風
96.投げ分ける鯵や鯖やと地引網
97.竹の秋地に砲弾のごときもの
98.蟷螂の生まれたちまち鎌を挙げ
99.カタクリの咲き誇る路赤鳥居
100.名残花歳時記に押し旅終わる
101.遠きビルピカピカピカと緑雨かな
102.サーファーの卯波捉える鮮やかに
103.風に舞ふ桜の花の小さき旅
104.蒲公英の葉の太陽に手を広げ
105.蒼蒼と山湖ひろごる五月かな
106.万緑や塔影映ゆる心字池
107.山若葉絵筆一途の少女かな
108.山門をくぐる子猫や春彼岸
109.二人居の言葉少なに春惜しむ
110.往く春や流れに沿いて花筏
111.泡とめて蟹が見つめる潮干の子
112.駈くる子らシャツはらませて風薫る
113.囀りの一瞬静まりあと盛(さか)る
114.鉢ものを土におろせば蝶が蟻が
115.大木となりきし庭の樟若葉
116.庭の雨また確かめる若葉寒
117.安曇野の白き芍薬白ならず
118.からたちの若葉に来れば雲迅し
119.藤房のやがて揺れ出す風起こり
120.嵐過ぎ雨の参門花まつり
121.甘夏柑もぐ傍らの今年花
122.空あおく光甍や鯉幟
123.帰省子や父に眩しきものを持ち
124.芍薬の蕾が五つ子等の里
125.垣根越し頂く一本夏大根
126.開け放つ窓の向うに夏の山
127.一隅に白石楠花のかがやける
128.降り立てば新緑の野や朝の駅
129.園児らの声ひと飲みに鯉幟
130.新緑の温泉目指す鶴と亀
131.深呼吸せせらぎのごと糸柳
132.一両電車行きて麦の香まきおこす
133.田水引く人に残月傾きて
134.窓開けて月下の新樹匂いけり
135.芝桜代田を添えて富士を模し
136.石楠花を観たり心は華やぎぬ
137.田植え終え稲の緑に水鏡
138.糸柳触れて水輪の光かな
139.由布岳にじわりと逼る春の宵
140.車窓流る筑後平野の麦青し
141.竿に干す木綿の白さ夏の天
142.竹の皮ななめに夕日遠ざかる
143.いのち湧くひかりの海よ聖五月
144.潮の香の漂う岸辺初夏の海
145.夏風邪の床で子の声耳澄まし
146.食卓に家族の数だけ柏餅
147.日陰入る菖蒲くっきり咲いており
148.その曲は「森に夢見る」初夏に
149.夫は居て子は留守連休半ばかな
150.太陽が双葉のあさがお照らしてる
151.日差しの中若葉を揺らすポプラの木
152.よく熟れた苺を先になめくじが
153.代掻きのシートルーフに待つ子かな
154.四代の分担ありて田植え了ゆ
155.法被着て神の子となる祭りかな
156.新しきカーテンふくらみ若葉風
157.声高く庭のどこかに初蛙
158.月まるく武者人形の一点見つめ
159.子の友が友連れてくるこどもの日
160.あつきもの夕日の赤と火の白と
161.たんぽぽに寝てたんぽぽとなりにけり
162.カモシカの凝視の中にわらび採る
163.かたくりや牛追い唄の発祥地
164.天台寺寂聴法話花満開
165.五月雨の苗植え終えし田より降る
166.新緑の風の高さに輝きぬ
167.種を蒔く昨夜思いし俯瞰図に
168.茄子苗の棘奔放に葉裏にも
169.海猫渡る北の地にある旅の明け
170.機上より岬確かめ春送る
171.平原のサイロ孤高に草青む
172.父よりも子が上手く吹く草の笛
173.若き葦オオヨシキリを支えきり
174.藪陰に白さ広げて花うばら
175.しゃぼん玉弾けてふっと児の笑顔
176.五月来て丘に親子のわらべ唄
177.行く道に葉桜の影綾なして
178.ジュピターの輝き一際春の宵
179.幾匹も蝶を舞わせる花蜜柑
180.母の日に母まだ在りたる平和かな
181.夕よりは五月の風の川の波
182.ゆったりと浮力に任せ初夏の鯉
183.つぎつぎと葉騒の楠より夏落葉
184.ゴンドラの大きく揺れて樟新樹
185.アカシアの白き花揺れ北の窓
186.どの路地も栃の街路樹街薄暑
187.盛り上がる山に向かいてこいのぼり
188.製茶の香空に溶けゆく峡の村
189.低く飛ぶ燕の速さに雨匂う
190.水日々にまぶし菖蒲の丈揃う
191.日に風に水の明るさ菖蒲咲く
192.風と来て物干し竿に舞う揚羽
193.山椒の芽香を楽しみながら味噌を練る
194.若葉寒,イラクの虐待知る夕べ
195.わだかまりすべて流して若葉雨
196.汗ばみぬ帽子のつばや風薫る
197.夏芝や枕木とれし廃線路
198.自転車のかごいっぱいに緑雨かな
199.花吹雪螺旋風てふありにけり
200.薫風やそろばん塾の玉の音
201.クローバーのリース差し出すランドセル
202.砂山の起伏辣韮の緑延べ
203.辣韮の緑の果てや海光る
204.飛機上昇花アカシアの風の中
※下記は、短歌ですので、清記から外しました。
ありがたや
朝日が昇る今日の日に
感謝の恩を忘れけり