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年が明けるとすぐに、俳句掲示板に俳句が書き込まれ、インターネット俳句 センターが活発に動いている。2000年のいいお元日である。 午後、道後の伊佐爾波神社に初詣。正子と句美子との3人。元は、慶応のク ラスメートと長野菅平のスキー場。初詣の帰りに温泉街の土産物屋で竹細工 の豆腐すくいを買う。竹細工は、松山の名産品。 今日の俳句 家族と居れば初空を身近なものに 信之 元日の空気がうまし深ぶか吸う 〃 冬田耕され黒ぐろとして強し 〃 今日の鑑賞 おだやかなお天気ですと初詣 城本竜馬 (口語を生かして正月らしい雰囲気を出ましたね。元朝一番のご投句あり がとうございました。信之) 参拝の献灯新たな年の門 吉田 晃 (除夜の鐘を家族揃って撞きに行き、そのあと、神社での初詣。松山では 、石手寺と護国神社でしたが、ここ数年家族揃っての初詣はありません が、家族の誰かと、昼間にのんびり初詣に出かけます。上記の句で、子 どもたちに除夜の鐘を撞かせていた昔の一時期を思い出しました。俳句 は、過去のうれしい思い出を呼び出してくれます。読者の世界は、過去 、未来に広がって、楽しい世界が展開されます。信之) 初日の出諸々すぐに影を置き 相原弘子 (今年初めての日差しに、形あるものには、たちまち影が現れて、あたら しい存在を知らせてくれます。よい年でありますように!高橋正子) 御慶まづ遺影の父母に申しけり 堀佐夜子 (この句、内の内なるお気持ちでしょう。ご家族の皆様のお幸せをお祈り します。高橋正子)
インターネットの作業をしながらラジオの箱根駅伝を聞き、時々はテレビを 覗いて走者の表情や周辺の風景を楽しむ。正月のスポーツ番組は楽しみ。 今日の俳句 正月二日の少し雨降りしずかな朝 信之 今日の鑑賞 潮新年染めてくるのは雲割る陽 相原弘子 (はつらつとした勢いが感じられ、新年にふさわしい句ですね。ゆたかな 潮と雲を割ってさす太陽は、ともに元気いっぱいです。ご活躍を期待し ます。高橋正子) 元日の入り日大きく正面に 藤田洋子 (太陽に向かって、自然に向かって真正面なのがよい。人間は、素直にな って、大きな力をいただく。信之) 駅伝の抜ける正月小旗振る 霧野萬地郎 (テレビで箱根駅伝を見ていました。今年の往路も駒澤大学の一位でした が、総合優勝はどうか。楽しみです。昨年の逆転がありますので。抜き つ抜かれつのすざましいレースでしたね。今年の箱根駅伝は、息子が湘 南藤沢に居を構えていますので、テレビに映る風景を懐かしく見ていま した。また、インターネット俳句の仲間には、神奈川在住の方が多いの で、川崎の絵夫さん、横浜のさゆりさん、紹子さん、藤沢の萬地郎さん 、茅ヶ崎の登美子さん、相模原の建川茂さん等を思い出していました。 芦ノ湖の一人旅も懐かしく思い出していました。 昨年の駅伝俳句は <逞しや箱根駅伝あす復路 佐夜子>でした。信之)
午前、小沼大八愛媛大学教授(哲学)宅に呼ばれ、パソコンの設定・修復。 正子の学習塾の生徒来宅。 午後、吉田晃(泉小学校校長)さん来宅。正子の誕生祝いとなる。正子と 晃さんは、同年生まれだが一学年違い。佐夜子さんと洋子さんから誕生 祝いのメール。弘子さんからは、掲示板でのお祝いのメッセージ。 箱根駅伝は、駒大が復路も優勝。熾烈な戦いで勝ことの喜び。ゴール周辺 の日本橋は、東京での常宿があって、なつかしい風景がテレビに映し出さ れる。スポーツ中継で、さまざまな風景が映し出されるのは、駅伝だけか。 日本橋から箱根へは、江戸の旅を思い起こさせてくれる。 今日の俳句 刈田に陽があたれば乾いたみどり色 信之 今日の鑑賞 井戸を掘り年のあらたな水を引き 相原弘子 「年のあらたな水」は、「若水」という表現より 新鮮に感じられます。よろこびが読み取れます。 ところで、お宅に井戸を掘られたのですか。(高橋正子)
三が日が終わり、ゆったりとした一日。 元は、大学のスノーボード部の合宿で、新潟魚沼に出かける。8日に帰京の 予定。 今日の俳句 咲くことも懸命に山茶花の赤 信之 正月四日暮れゆく空のうすむらさき 〃 今日の鑑賞 雑草の初日豊かな小さな野 吉田 晃 (「小さな野」というのがいいですね。この小さな野の雑草にあたる日差 しのなんと豊かなことでしょう。草に雑草なんてない、それぞれが名前 をもっていると言う人もいるでしょうが、ここの雑草は、ことごとくの 草という解釈でいいのでは、と思います。高橋正子)
午前、自宅での学習塾。障害者の両親に参観してもらう。父親は視覚障害。 母親は車椅子で教室の中まで入ってもらう。小学6年生の娘のパソコン操作 を見学。母親には、車椅子に乗ってのパソコン体験。 夜も中学生の学習塾で、英語とパソコン。 今日の俳句 温い冬のいい風に吹かれ自転車で 信之 今日の鑑賞 一幹の大樹となりし冬欅 阪本登美子 (「一幹」という言葉は、いかにも冬の厳しさを表現するに相応しく、そ の厳しさの真っ只中に立つ「大樹」の頼もしい姿。下5を「冬欅」とし 、一句を名詞で切ったのも良い。信之)
午前、自宅でのパソコン教室。 午後、水煙2月号の初稿が刷り上る。 夜、高校生の学習塾。 昨日から続いていたユニコードへの自動変換に成功。多言語のホームページ をコードの変換なし(自動変換)で読むことができるファイルの製作。ブラ ウザは、IE5が必要。 今日の俳句 寒餅にたっぷりきな粉の香ばしく 信之 冬林檎の歯にさくさく音を食べる 〃 今日の鑑賞 きらきらと雪片舞いしビル谷間 霧野萬地郎 (東京ではなく、やはりニューヨークですね。句がしっかりしています。 信之)
朝からの一日を愛媛情報技術専門学校に勤務。新学期に備えての情報通信機 器を整備。 今日の鑑賞 青空へ巣箱揺らして冬木立 古田けいじ (作者の心の動きが伝わってくる。句に新鮮な動きがあって、けいじさん の良さが出た。高橋信之)
午前、四国インターネットカレッジ学習センターの空無我堂パソコン教室の 整備。幼稚園児から70才代までの生徒が使用するので、末端機器の整備に 時間がかかる。 今日の鑑賞 風花の舞って青空広くあり 堀佐夜子 (青い空から雪の舞う世界に清々しい空気を感じます。霧野萬地郎) 山中に鵯鳴きわが身まっ二つ 高橋正子 (この鳴き声をこの様な表現で的確に伝えた事に感服しました。霧野萬地郎) 歯朶山の声の後から子らの顔 吉田 晃 (一月の歯朶山は、いかにも南の四国らしい風景。教師と子どもたちの心 の交流が見えてくる。信之)
朝からのオンライン句会。午後1時から3時15分までは、オンライン句会 と同時進行のオフライン句会。会場は、水煙発行所。参加者は、正子さん、 弘子さん、洋子さん、そして私の4名。オンラインの人間関係とオフライン の人間関係との接点を求めての実験で、新しい共同体の実験でもある。 今日の俳句 [オンライン句会] 一月の遠い記憶の中にいる 信之 正月の四角な顔で風呂場のタイル 〃 蛇口ひねれば寒水のその勢いに 〃 [オフライン句会] 明日がある桜冬芽の空がある 信之 刺ばかりなる薔薇よ今寒なれば 〃 冬空を胸深く入れ朝を歩く 〃 今日の鑑賞 冬木立寄れば入り日の温度あり 古田けいじ (かすかに感じられる木肌のぬくみは、一日の終わりの温度。わが身をも たせ掛ける冬木の心休まる温度なのである。高橋正子) 寒林をゆけばしんしん胸が充つ 高橋正子 (「寒林(かんりん)」、「しんしん」といった言葉の響きがいい。「胸が 充つ」は、詩的な表現。俳句が詩であることを教えてくれる。(高橋信 之)
午後、現代川柳作家の渡部可夏子さん来宅。パソコンの学習を勧める。 今日の俳句 水仙匂ってくるパソコンのある部屋へ 信之 今日の鑑賞 香のこぼる水仙を抱き風の坂 藤田洋子 (作者の姿が見えてくる。水仙が匂ってくる。中7の切れがいいので、「 風の坂」が生きた。「抱き」と、意味が切れ、音が切れ、言葉の働きが いいのである。信之)
朝の9時からの10時間を四国インターネットカレッジ松山北学習センター で、パソコン指導とパソコン整備。 今日の鑑賞 冬芽指す青空ゆっくり飛機一つ 古田けいじ (作者の心の「ゆっくり」した状態がよい。「冬」だからこそ、「冬芽」 だからこそよい。信之) 雪山の幾重の峪の村一つ 堀佐夜子 (重なる雪山の中に一つだけ村がある光景を見て、人の命のあたたかさを 感じますね。命のあたたかさが抽出された句と思いました。高橋正子) 登校児手袋の色先に行く 大西和章 (紺や黒の制服を着て、手振りなどしながら話して、あるいは手に息を吹 きかけたりしながら楽しげに登校しているのを見ていると、先ず手袋が やってきて、それから、体である生徒というわけですね。手にはめられ た、手袋が生き物のようです。高橋正子)
午前9時から午後3時まで、自宅を開放してのフリースクール形式のカル チャースクール。弘子さんと洋子さんは、書道教室で、自分の俳句を色紙 に書く。正子さんと美樹子さんは、パソコン教室で、Word2000で文書を書 く。昼食は、私の手料理で山菜炊き込み御飯、蛤の潮汁、鮪の煮付け、白 菜漬。それに、弘子さんと洋子さんの手土産の葡萄と苺。コーヒー。 今日の鑑賞 凍雲の並びしままに流さるる 渡邉牛二 (この句は、深読みをしない方がよく、作者の心境が充分伝わってきます 。信之) 上流にうまき蕎麦あり冬の川 伊嶋高男 (「上流」が効きました。嘘偽りなく「うまき蕎麦」です。熱燗も軽くい ただきたいですね。信之)
午前10時から午後3時まで、四国インターネットカレッジ松山北学習セン ターでのパソコン指導、その後、GFiネットを訪ねる。 今日の鑑賞 凩や涛ふくらみて静まりぬ 登美子 (「涛」がふくらむのは、海が凩を含んだからでしょうか。凩を含んだ海 は、自然の微妙な色合いを見せてくれたことでしょう。高橋正子)
午後、パソコン教室の目見田さんがノートパソコンを持参して来宅。パソコ ンの修復。 [今日の鑑賞@/伊嶋高男] 活けられて水仙の香の新しき 藤田洋子 正月らしいすがすがしい室内の景が髣髴します。 明日がある桜冬芽の空がある 高橋信之 いかにも南国の冬芽らしい明るさが、明日への希望につながる。若々し い気持のいい作品です。 誰かに呼ばれているらしい一月の晴 相原弘子 冬とはいえ、すっきりと晴れ上がった休日。誰かに誘われて外出したく なりますね。 以上3句。オンライン句会とは一味違った、暖かさがあります。親しい 間柄の、屈託のない句座の雰囲気がにじみでていて、いいですね。 [今日の鑑賞A/霧野萬地郎作品3句] タンザニアにて(中国工人達と海辺で会う) 海鼠採るみんなで砂に叩き付け 故郷の食材得んと海鼠干す 海鼠押せばわたを発して海汚す アフリカの海岸というと、シドニー・シェルダンの、ダイヤモンドで、男た ちが一儲けしようと言う話を、つい思い出すのですが、アフリカの海岸を一 目見てみたいですね。はじめの二句は、中国人工夫たちの望郷の思いが伝っ てきます。隠れるところがないくらいの砂丘のような海岸なのでしょうか。 (高橋正子) 正子先生、コメント嬉しく思います。ここは、珊瑚礁の水の美しい海と椰子 並木、そして白浜の続く海岸です。インド人が週末の黄昏時に正装して集ま る同じ海岸です。当時、ザンビアとタンザニア間にタンザン鉄道を敷設する ために十万人の中国人工夫が駐屯していました。仕事全てを中国人が行って おり、完全な閉鎖社会でしたが、時折、連れ立って街などを歩いていました 。日中国交回復前でもあり、また文化革命直後でもあり、我々日本人との接 触はほとんどありませんでした。しかし、私にはすばらしい想い出が残って います。後日、その事を談話室に入れさせて頂きます。(霧野萬地郎) 萬地郎さん、ずいぶん美しい海岸なのですね。すてきなお話が聞けそうです 。楽しみにしていますので、ぜひ、お書きください。よろしくお願いします 。(高橋正子)
午前、パソコン教室の目見田さん宅に出かけ、パソコンの修復。その帰り、 書店に立ち寄るが、どの書店にも私の買いたい本「國文学2月臨時増刊号・ 電子メディア時代の文章法/學燈社」がない。今日の朝日新聞第1面広告に只 今発売と大きく出ていた本である。 今日の鑑賞 煮こごりに三つ葉添えられ昼の卓 藤田洋子 (ささやかな光景ですが温もりを感じます。それに、とてもおしゃれです ね。阪本登美子) (これは、私の手料理で、鮪(まぐろ)の煮付けです。信之) ポケットにまるめておりぬ冬帽子 相原弘子 (どんな身近なものでも弘子さんの目に映ると句が生まれるのですね。冬 帽子の入ったポケットがあたたかです。藤田洋子) (洋子さん、ありがとうございます。ロシアの人の、あの帽子、一度被っ てみたいものです。おそらく身長が足りないでしょう。相原弘子)
終日、ホームページの更新。 今日の俳句 日曜という一日も寒最中 信之 息白く夜空へ吐いてまた吐いて 〃 国道を寒灯ちかちかさせ走る 〃 今日の鑑賞 タンゴ曲流れるカフェーみぞれ雨 伊嶋高男 (外の冷たさと対称的に、カフェーの情熱的なリズムが良いですね。今度 紹介して下さい。霧野萬地郎) (萬地郎さん、好きな句のコメントありがとうございます。神保町の三省 堂の裏路地にあります。帰りは小川町まで歩きます。伊嶋高男)
午後からの2時間、大学での講義。 今日の鑑賞(泉小学校たかのす句会) ふゆのあさなっとうねばねば白ごはん 1年 渡邊 弘樹 (さむいあさの、白いごはんとなっとうは、おいしそうですね。元気いっ ぱいの弘樹くんの顔がおもいうかびますよ。高橋正子) (けさのあさごはんは、あったかいみそしるに、白いごはん。そしてわた しのだいすきななっとう。たまごをいれて、きざみねぎをいれて、おは しでくるくる。ねばってきたぞ。100かいかきまぜると、ふんわりと ふくれあがってくる。そとはきたかぜ。さあ、あさごはんに、げんきの もとをもらって、きたかぜのなかへとびだすぞ。古田けいじ) おっちゃんのもちつく音はリズムいい 4年 東 夏人 (おっちゃんが、きねをふりあげて、力いっぱいおもちをついているので すね。ぺったん、ぺったん、調子のいい音がして、おいしいおもちので きあがり。元気なおっちゃんがんばれ。高橋正子) (おとなりのにわで、おっちゃんとおばちゃんがもちつきをはじめた。ぺ ったん、ぺったん。おばちゃんのてがえしにあわせて、おっちゃんがつ く。なんびょうしかな。いいリズム。おもちのかおがみえてきた。よだ れがたれそうになってきたよ。古田けいじ) なべにあるあつあつ大根私のだ 5年 行定 一美 (おでんの大根かな。あつあつの大根は、寒いときには、体が温まってお いしいですよね。あつあつ大根、だれもとらないでね。私のぶんだから 。高橋正子) (寒い夜だが今日は大好きなおでん。ゆで卵、こんにゃく、ちくわ、さと いも、それに大好きな大根!黒いくらいに良くにこんである。にいちゃ ん、とっちゃだめだよ、それ私の!古田けいじ) ばあちゃんとまくらとふとん半分こ 6年 蜂須賀麻谷 (ばあちゃんといっしょに寝て、あったかそうですね。まくらも、ふとん も半分こで、仲良しですね。高橋正子) 木の葉落ち風のほうきがそうじする 6年 池田 周司 (風がさあっとひとふきすると、落ち葉がほうきで、はかれたみたいにき れいになったのですね。まほうのほうきみたいですね。高橋正子) (いい句を5句選びましたが、ほかにもいい句がありましたね。俳句を作 るたびに上達していますので、楽しく読むことができました。高橋信之)
午前2時間と午後2時間を、四国インターネットカレッジのパソコン教室。 今日の鑑賞 北風の吹く中を子ら向かい立ち 大西和章 (言い古されているようですが、このような句は、何度詠んでも、何度読 んでも、良いものですね。私の好きな句です。信之) 日脚伸ぶ畑の青の濃い淡い 相原弘子 (のどかな光景がとても絵画的で美しく感じました。霧野萬地郎)
午前9時から午後3時まで、自宅を開放してのカルチャースクール。弘子さ んと洋子さんは、書道、正子さんと美樹子さんは、パソコンのWord2000。昼 食は、私の手料理で、パン、スープ、ソーセージ、青じそサラダ。 水煙2月号が刷り上り、正子さんと弘子さんと洋子さんが発送の準備。 今日の俳句 うち解けて寒の一と日を楽しめる 信之 今日の鑑賞 特急の過ぎ行く笹鳴きする側を 相原弘子 (笹鳴きが聞こえるころは、旅心がつくころ。枯れの中を走ってきた特急 電車は、なにかいいことを乗せている感じがします。はやも、早春の気 配ですね。高橋正子) はや春の色が盛られし生サラダ 藤田洋子 (いい俳句ですね。私の手料理の「生サラダ」で俳句を作っていただいて 感謝。信之)
午前10時前、水煙2月号を近くの衣山郵便局から発送。 午前と午後の2時間ずつを、四国インターネットカレッジのパソコン教室。 今日の鑑賞 白壁に人の影あり実南天 阿部批蕗史 (「実南天」の句は、素直な写生が句を引き立てています。信之) 癌といふ魔物母に棲む秋の雷 阿部批蕗史 (「秋の雷」の句は、中7が破調ですが、その破調が効果的に働いて「癌 」の苦しみをリアルにしています。信之)
午前2時間、午後2時間の講義。 午後6時半、吉田晃さん来宅。子ども俳句の話。 今日の鑑賞 水仙の香に車椅子寄せにけり 堀佐夜子 (もう水仙が咲いているのですね。小生も水仙が好きで狭い庭に沢山植え ています。雪の下になっていますので未だ未だ先の話ですが花も香もい いですね。春は遠いので部屋の中で水栽培でヒヤシンスを咲かせていま す。家の中は春ですが今朝も多めに雪が降りました。 守屋光雅) (光雅さん、素敵なコメント有難う御座います。思うように手入れが出来 ずにほったらかしの水仙が咲いてくれました。本当に太陽と大地にお礼 を言わなくては。堀佐夜子)
午後の時間をわが家のパソコンの整備。ハードディスクを取替える等。 今日の鑑賞 大寒や寺の境内鎮もりぬ 守屋光雅 (技巧のない句ですが、そのことが幸いして「大寒」らしい風景を描き出 すことができました。「大寒」の引き締まった静けさです。信之)
昼前、愛大俳句会会長の有吉孝史君来宅。孝史君、正子、信之の3人で、近 くの椿園へ吟行。 今日の俳句 葉がつやつやと椿花咲くときがくる 信之 南国の寒の雨なりやさしく降る 〃 水仙の花いっせいにこちら向く 〃 今日の鑑賞 大根を抜く黒土へ力在り 古田けいじ (みずみずしい大根が黒土の付いたまま収穫されて、充実感を感じます。 霧野萬地郎) 葉がつやつやと椿花が咲くときがくる 信之 (今日は、皇居の外周をミコアイサという水鳥を探して歩きました。東御 苑では、白侘助、太郎冠者と数奇屋というワビスケ系のピンクの椿が咲 きはじめていました。松山の椿は未だですか。意外と寒いのですね。伊 嶋高男) (早いのも遅いのも、いろいろあります。松山でも、侘助は咲いています ね。高橋信之)
午後2時間の講義。寒の最中というも温い一日。 今日の鑑賞/野上哲斉 寒晴れて石鎚山が又白い 相原弘子 (日々仰いでいる作者の気軽な発想。) 肩車笹鳴き聞こゆ坂登る 古田けいじ (お孫さんでしょうか、きっと軽い足取りでしょう。)
一日を四国インターネットカレッジのパソコン教室指導。午前は、大学院院 生の有吉孝史君(愛大俳句会会長)にインストラクターとして手伝ってもら う。 今日の鑑賞 雪やんで松杉黒く川黒し 守屋光雅 (雪の後の川が黒いという実感が、とてもよいと思います。高橋正子) (句評有り難うございます。暖冬とはいえ降っては晴れ降っては晴れてし ています。今朝は放射冷却現象で家の温度計はマイナス6度でした。こ ういう時は快晴になり日中の温度はぐんぐん上がります。 守屋光雅) 村の子の素手に持ちたる雪つぶて 渡邉牛二 (雪が、ぞんぶんに降った喜びをうたった句ですね。村の子 の純朴さがいいですね。高橋正子)
午前は、学生がE-メールで送ってきたレポートの返信と整理。午後は、水煙 3月号の雑詠選と編集。 夕刻に雪が降る。 今日の俳句 降る雪のつぎつぎ池に呑まれゆく 信之 今日の鑑賞/高橋正子 誘い来る受験生の顔白きこと 福田由平 (センター試験に付き添われましたか。大試験の前の緊張が、「顔白き」 でずばりと表されています。そのため、受験生の顔がとても印象的にな りました。) 買い物篭いちごの匂い持ち帰る 古田けいじ (「匂い持ち帰る」が気に入りました。) 町静かポストと並ぶ雪だるま 堀佐夜子 (このような句の心を童心というのでしょうか。幼いころに返った気がし ます。)
午前、四国インターネットカレッジのパソコン教室指導。午後は、藤田洋子 さんと正子が指導。教室が終わって、洋子さん運転の車でパソコンを買いに 出かける。 今日の鑑賞 大雪や大地も空も色一つ 日野正人 (久万の雪はニュースによく知らされます。雪と生活を共にされるご苦労 想像難しです。でもお句からは、その向こうに何か喜びを見いだそうと されるものが伺えます。相原弘子)
大学での講義。午前2時間と午後2時間。 今日の鑑賞 天気図の達磨絵多し裏日本 堀佐夜子 (佐代子さんらしい良さのある句。雪の降る風景に、明るい歌が聞こえて くる。明るい絵が見えてくる。信之)
終日、水煙3月号の編集。 今日の鑑賞 一番の上り電車が雪照らす 相原弘子 (対象となるものをはっきりと捉える眼の確かさを感じます。藤田洋子)
昨日に続き、水煙3月号の編集。時間をかけての編集は、久しぶり。 今日の鑑賞 雲となり雪となる日の風の音 森 隆博 (風の中にも、雲の動きにも、雪には雨と異なる風情を感じます。霧野萬 地郎)
午前9時過ぎ、水煙3月号の原稿を青葉図書の田頭さんに渡す。 午後2時間の講義。 今日の鑑賞 冬日少し入り深々とー草庵 目見田郁代 (とても句がよくなりましたね。内面的に深くなりました。信之)