日曜俳句コラム
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俳句日記1999年


俳句日記/2000年
高橋信之  nobuyuki@suien.ne.jp

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1日(木)

午前4時起床。8時までの4時間は、ホームページの管理・更新に集中し、

毎日の欠かすことの出来ない時間帯。



今日の俳句

 ポプラ青葉の高きにそよぎ遠き日よ 信之



今日の鑑賞

 築地塀大きく揺れる樟若葉/伊嶋高男

  大きなお寺の伽藍が連想されます。築地塀との取り合わせが効いていま

  す。(評:守屋光雅)

  光雅さん、ありがとうございます。谷中は上野公園の北側にありますが

  、寺町で大きな寺院が庇を並べています。川と橋の本所・深川にたいし

  てこちらは寺と坂です。(伊嶋高男) 

 野ばら咲く愛のはじめのそのように/高橋正子

  可憐な野ばらは本当にそんな雰囲気をかもしだしています。乙女の心を

  ひめた正子先生、素敵です。(評:三浦絹子)

  気に留めてくださってありがとうございます。いまさら言われると少々

  くすぐったい感じですが、今より若いときの句です。(高橋正子)


2日(金)

午前と午後の二時間ずつの講義。午後は、見学会として水煙誌友の参加を得

て、俳句チャット。



今日の俳句

 朝風涼し東の窓を開け放つ 信之



今日の鑑賞(俳句チャットより)

 焼き鮎の熱きうまさを悲しまず/高橋正子

 悲しまず、の反語が一句を不動のものにしました。抒情句の弱さを微塵も

 感じさせない強さが美しさへ転化しています。(評: 渡部加奈子)

 井戸水をざぶんと汲めりアマリリス/高橋正子

 井戸水の冷たさ、アマリリスの愛らしさが、同時に感じられて感動をふか

 くします。(評: 渡部加奈子)

 アマリリス雨はきらめきつつ降りぬ/高橋正子

 きらめく雨に濡れるアマリリスは、華やかさよりも、むしろ深い哀しみを

 感じさせるのは,なぜでしょう。言葉の背景にあるものを強く感じさせら

 れました。(評: 渡部加奈子) 

 泰山木その上空のあるばかり/藤田洋子

 今朝のこと、起き抜けに遠くを眺めていましたら、この前まで、桐の花が

 咲いていたその上のほうに、泰山木の白い花を見つけました。うすく曇っ

 た日も、晴れた日も、泰山木の花のうえは、空ばかりですね。(評:高橋

 正子)

 洋子様、このお句でくよくよしてた私が何処かへ消え去りました。ありが

 とう御座いました。(評:堀佐夜子)

 犬の散歩をしながらみている風景にそっくりです。本当に空がひろがるば

 かりです。ゆったり大きな気持ちになれます。(評:三浦絹子)

 花を得て泰山木の大らかに/藤田洋子

 いいですね。花が咲いて、そのおおらかさを意識させられますね。同感で

 す。(評:高橋正子)

 もともと泰山木とは、花も木もおおらかと言えばそうなのですが、改めて

 そのおおらかさに美しさを感じさせてくれました。(評:渡部加奈子)

 芍薬の花の芯まで濃むらさき/藤田洋子

 大輪でどの花よりもあかく咲き存在感がありますね。我が家の床の間に、

 今私を見てとさいてます。(評:目見田郁代)

 藤田洋子さんの返信/佐代子さん、こちらこそありがとうございます。見

 上げる泰山木に心が広くなれたようでした。佐代子さんが少しでもお元気

 になれば私もとても嬉しいです。/正子先生、度々のコメントありがとうご

 ざいます。今、近くの総合公園には泰山木の花が開き始めました。見上げ

 ると空の青さがどこまでも広がります。/加奈子様、コメントいただきあり

 がとうございます。泰山木の花を見上げ、心も大きくなれました。/正子先

 生、郁代様、ありがたいコメント感謝いたします。


3日(土)

静かな雨の一日は、梅雨入りか。



今日の俳句

 梅雨入りの雨降り池の濃きみどり 信之



今日の鑑賞

 このカーブ曲れば今年もぶな若葉/古田けいじ

 ぶな林の新緑は何物にも替え難い魅力があります。標高800メートル以

 上でないと、関東以西では見られないのではないでしょうか。光雅さんの

 早池峰山といい、つぎつぎと行きたいところが出てきますね。(評:伊嶋高

 男)


4日(日)

句美子は、午前中を書道塾に通い、帰宅後は、ピアノの練習。書道、俳句、

ピアノを根気よく続けてきたことを嬉しく思う。高校では、数学、物理を得

意とするが、大学受験期もこれらの精進を欠かすことのないよう願う。



今日の俳句

 梅雨入りの海の遠くで鳴る汽笛  信之

 梅雨入りの地を這うように鳥の声 〃

 窓開けて涼しく軽く朝風を    〃



今日の鑑賞

 田の水の光を囲む深緑/聡美

 「光りを囲む」という、写生の態度がよいと思います。田んぼの水のしず

 かな光りが、作者のしずかな心境を伝えています。(評:高橋正子)


5日(月)

パソコンを解体して整備する。パソコンの組立に強い関心。



今日の鑑賞

 農守り真っ当に生く日焼け顔/堀佐夜子

  誠実に生きてきた農民のすがたですか。こうした人の働きが真っ当に報

  われることを願う気持ちを起こさせる句です。(評:古田けいじ)

  けいじ様、ご丁寧なコメント頂戴致しまして有難う御座います。田植え

  時ですので、前の道を日焼けしたお百姓さんが通られます。(堀佐夜子)


6日(火)

自宅のパソコン室にルーターでのラン構築に取りかかる。パソコン5台が同

時にインターネットのアクセス出来る予定だが、今日は、3台までに留める。

正子は、空無我堂でのパソコン教室の指導。



今日の鑑賞

 満目の青萱青草みなそよぎ/高橋正子

  この句の画面は道後の狭い土地には、ありませんが、衣山方面はありま

  すね。海の波のように大らかにゆったりと風にそよぐ青草は、心身共に

  リラックスできます。(評:目見田郁代)

  句評ありがとうございます。愛光学園の辺りは、きれいな青萱やヒメジ

  ョオンがたくさんあります。(高橋正子)


7日(水)

朝の1時限の講義。インターネットを使ってのドイツ語学習に慣れ、効果が

上がってくる。



自宅のパソコン室のランは、好調。今までのISDNよりは、はるかに快速

なので、環境は快適。



今日の鑑賞

 いい鱚が釣れて白帆の燧灘/城本竜馬

  夏の海釣りで、一番夏らしい魚といわれて思い浮かぶのは、やはり、キ

  ス。キスのあの色合いが、海から釣りあげられるときの、清潔なまぶし

  さは、捨てがたい。すっきりと晴れた夏のさわやかさを満喫させてくれ

  る。(評:高橋正子)

  正子先生、ご丁重な「キス」のお言葉、感激しました。キスは今が最高

  、あっさりと、塩焼きがいいですネ。もちろん冷酒です。まず、グ〜〜

  と一杯。最高です。(城本竜馬)


8日(木)

午前7時45分松山空港発のANAで上京。藤沢湘南台の元のマンションに泊ま

る。11日帰松の予定で、独文学会に出席。


9日(金)

千代田区富士見の角川書店「俳句」編集部を訪ね、編集長の海野謙四郎さん

に会う。海野さんは、水煙に好意的。

千代田区外神田の現代俳句協会を訪ねる。


10日(土)

八王子の都立大学での日本独文学会に出席。夜は、懇親会。


11日(日)

昨日に引き続き、日本独文学会に出席し、午後6時40分羽田空港発のANAで

帰松。


12日(月)

上京中の日記は、すべて予定で、多少の変更があった。

パソコンの解体と修復で一日が暮れる。



今日の鑑賞

 紫陽花を軽くたたいて花待つ雨/吉田 晃

  一読してうきうき、梅雨のうっとしさからぱっと解放された感じを受け

  る楽しくなるお句ですね。(評:堀佐夜子)


13日(火)

午前、洋子さんと空無我堂パソコン教室の指導に出掛ける。正子は、お休み。

午後、青葉図書専務の村上和興さんに来ていただいて、水煙7月号を校了し

、その後、青葉図書のホームページを立ち上がらせたとのことで、正子を加

えてのインターネット談義。



今日の鑑賞

 紫陽花が明るくぬれて通学路/北村ゆうじ

  学校へ向かう子供、傘の色、そして紫陽花、雨の日でも明るい取り合わ

  せ。(評:霧野萬地郎)

  子供達の明るい声が聞こえてきます。それを紫陽花がやさしく見守って

  いる感じです。(評:大谷悦子)

 春菊や土の根のまま束ねらる/碇 英一

  作者は、「実景と季語のずれ」を気にされていますが、読者の立場を考

  えれば、はっきりします。作者が夏に作ったと主張しても、読者は、「

  春菊」の句を春に作った句と理解します。「実景と季語のずれ」は、実

  は、「作者と読者のずれ」なのです。作品は、発表してしまいますと、

  読者のものになり、作者の意図とは、違った方向に発展することがあり

  ます。いい作品は、大きく成長しますが、悪い作品は、消えていきます

  。上記の句の場合、夏の春菊にこだわるならば、「春菊」よりも強い夏

  の季語を入れるとよいのですが、この句の良さが台無しになってしまい

  ます。この句は、とてもいい句なので、読者にお任せするのがよいでし

  ょう。作者は、「実景と季語のずれ」を無理して「整理」しないのがよ

  いと思います。有季定型にあまりこだわらず、詩の心を大切にしたいも

  のです。(評:高橋信之)


14日(水)

第1時限2時間の講義。



今日の鑑賞

 よく熟れたトマトを洗う朝の水/相原弘子

  豊富な水で、色艶のいいトマトを洗うと、一層つやつやとしておいしそ

  うに光りますね。「よく熟れた」は、物事の完成や充実を表しますから

  、生活がいいのですね。(評:吉田晃)

 洗い水はじき小ぶりの初茄子/藤田洋子

  茄子の深い紫には、落ち着きと意思の強さを感じます。はじかれた水に

  も勢いを感じます。(評:吉田晃) 

  今日のように気温が上がると「水はじき」が清々しく感じます。水の中

  で艶やかな茄子が浮き沈みしているのでしょうね日々の生活ちよっとし

  た行動がこのような俳句になり心楽しく詠ませて戴きました。(評:目見

  田郁代)


15日(木)

自宅のルーターによるランは、快調。ISDNの一回線で6台のパソコンが同時にアクセ

ス出来き、快速なのが魅力。



今日の鑑賞

 夏シャツを洗っては干す山へ向け/相原弘子

  日々、自然へ向けられている眼があるからこそ日常の生活を「山へ向け」られる

  のですね。自然との一体感が句にあふれます。(評:藤田洋子)


16日(金)

午前と午後の合わせて4時間の講義。午後は、見学会として水煙誌友の参加。俳句チ

ャットも平行して開催し、短い時間での充実。



今日の鑑賞/渡部加奈子評

 てのひらに書を読む梅雨のすずしさに/高橋正子

  梅雨のすずしさゆえに、読書のよろこびが倍加しました。繊細な感性がうかがえ

  ます。 

 山河あり泰山木の花朽ちて/高橋正子

  初句の巨視的な表現にたいして、後半のしらべが,転調してやさしく語りかけて

  くれる、句のまとめ方に、老練な手腕を感じます。 


17日(土)



雨の中をタクシーで買い物。ノートパソコン用のランカード一枚と夏用の小さい籐椅

子4脚。



今日の鑑賞

梅雨晴れのバケツキラキラ目高とり/吉田 晃

「バケツキラキラ」のバケツは、ブリキか、それとも、プラスティックか。小川の水

が反射して、水色のバケツが、きっとキラキラしているのでしょう。やっぱり、バケ

ツは水色。目高も、バケツの中の水も、みんなキラキラ。梅雨の晴れ間が、こんなに

けがれない世界とは。(評:高橋正子)


18日(日)

近くの松山市立埋蔵文化センター・考古館に吟行。昼食と句会は、水煙ねっと事務

局。参加者は、哲斉、弘子、洋子、別府からの智則、そして正子と私の6人で、投句

での参加は、公司と郁代の2人。その後、水煙7月号発送。



今日の鑑賞

太古より水は青きに蒲の池/藤田洋子

悠久の再認識。21世紀をまだ意識できがたい私ですが、それへの礎を思います。(

評: 相原弘子)

蒲の生い茂る池の水は、青い。太古から連想される色のイメージも青い。蒲も青い。

微妙に違う青色一色が、静かでいい。 (評:高橋正子)

「太古」、「青」、「蒲」と続き、世界の原初、人間の原初を見せてくれる。力が湧

いてくる佳句である。(評:高橋信之)

両先生の評・弘子さんの評にもありますように時間を感じさせるものがあります。出

雲の神話をも想起させ,知的匂いのある作品のように思われます。同じ作者の「青梅

雨の出土陶片色失せず」も青磁色を想像,印象に残りました。(評:守屋光雅)


19日(月)

ホームページの管理、制作、更新にあまりにも時間が掛かりすぎ、その対策にもまた

時間が掛かる。海外の俳句作家との交流の時間が欲しい。



今日の鑑賞

 田植え前鏡のごとく静かな水面/三浦絹子

  <水引きし田にゆらめきぬ写し世の町/絹子>の句から繋がっている句ですね。

  一面に広がる水田鏡が反射しているように白く輝いていますよね。先日電車の窓

  に写ってくる風景でした。郷愁に浸っている間一句も出来ずに松山駅到着でした

  。(評:目見田郁代)


20日(火)

午前、正子は、空無我堂でのパソコン教室の指導。



今日の鑑賞

 枇杷の駅発車の笛と挙がる手と/相原弘子

  重信駅の近くにお住みでしょうか、駅が近いと生活の中に動きがみえます。駅員

  さんの動作と色ずいた枇杷が写生している様に写ってまいります。(評:目見田

  郁代)

 日は落ちて青田も山も眠りゆく/日野正人

  闇の中に沈む山国の光景が、<眠りゆく>で静寂さ一層、感じさせます。 (評:

  霧野萬地郎)


21日(水)

第1時限2時間の講義。



今日の鑑賞/霧野萬地郎評

 夏祭り太鼓練習ビルの上/守屋光雅

 (太鼓の音が屋上から、町中に聞こえて、いよいよ夏盛りの演出ですね。)

 夏至の日やはれあめくもりありにけり/碇 英一

 (天候不順をこのような表現で纏められるのは、楽しいですね。好きな句です。) 


22日(木)



ドイツの俳句作家からのメールが盛んに入ってくる。その一つに Uwe Goers からの

がある。彼のサイトに水煙のドイツ語ヴァージョンをリ

ンクしてくれた。



今日の鑑賞

 全身に白南風を受けペダル踏む/伊嶋高男

  梅雨の晴れ間に乗る自転車の気持ち良さ、、。荒川堤ですか?(評:霧野萬地

  郎) 

  涼しくて何処までも行ってしまいそうな高男さん自転車もマシンですよ。オオ

  トラに成らない内に帰りましょう。(評:堀佐夜子)


23日(金)



午前と午後の合わせて4時間の講義。ドイツ語のクラスだが、ホームページと掲示

板を活用しての講義。



夕刻、伊嶋高男さんから釣忍と風鈴が届く。句美子が大喜び。釣忍は、高男さんの

地元で作っているとのことで、「来春桜の頃の、しのぶの芽吹きはちょっとした感

動があります。」と、メールをいただく。



今日の鑑賞

 梅雨空と海をまとめて湾の朝/吉田 晃 

 吊されし玉葱光り竿しなう/守屋光雅

  2句ともに私の好きな句。単純な写生だが、骨太で、内面の強さを感じさせる

  。(評:高橋信之)


24日(土)

水煙8月号の編集とホームページの更新。



今日の鑑賞/吉田 晃

 吊されし玉葱光り竿しなう/守屋光雅

 (吊るされて、しっかりした味がうまれます。竿のしなりに、人の息遣いを感じ

 ます。)

 お隣の南瓜の花の今朝開く/堀佐夜子

 (簡単な言葉の集まりの句ゆえに、素朴・優しさ・落ち着きを強く感じさせると

 ともに、佐夜子さんが、いかに隣人を大切に日々を大切に生きておられるかが汲

 み取れる句だと思います。)


25日(日)

朝の8時前に正子と投票に出掛ける。投票場は、句美子がかって通っていた味酒小

学校。句美子の通学路を自転車で往復。



今日の鑑賞

 梅雨深し少し辛めのカレーかな/阪本登美子

  梅雨とカレーの取り合わせがユニークです。そして、マッチしています。(評

  :霧野萬地郎)

 細波や夏の光の行き帰り/吉田晃

  細波は長く続く浜へ小さく打ち寄せる波。それに夏の光を合わせて、大きな情

  景に繊細な観察があると感心しました。 (評:霧野萬地郎)

 青々と誰かが胡瓜置いてゆき/相原弘子

  「だれかが置いてゆく」、こんな風情がいいですね。助け合って人間らしく生

  きてきた日本の社会が確かに残っているのですね。(評:吉田 晃)

  晃さん、ありがとうございました。けさも五時半過ぎ、胡瓜が3本置かれてい

  ました。きのうはエプロンの裾から十六豆を貰いました。お互い留守でも戸が

  開くこと多く、一皿を置いてきたりします。(相原弘子)


26日(月)

昨日の総選挙は、政権交代という事態には至らなかったが、首都圏とその他との大

きな違いに驚く。愛媛は、全員自民党議員で、首都圏とその他では、まったく別の

国家であるかのような結果。



句美子の今学期最後の試験が終わり、明後日からは修学旅行。



今日の鑑賞

 親ツバメえらいもんやねえ皆巣立つ/三浦絹子

  真実そう思います。日毎力をつけて、時来れば無事南へ皆旅立ってほしいもの

  です。(評:相原弘子)

  先日の燕の雛も順調に育ち巣立つ日を迎えることができたのですね。毎日、け

  なげに子燕の世話をする親燕を見られてねぎらいの言葉がでたのでしょう。自

  然界の生き物に教えられることも多々あります。(評:藤田洋子)

  貴方の暖かい目線の先の燕達無事巣立ちおめでとうございます。私もほっとし

  ました。(評:目見田郁代)


27日(火)

午前、正子は、空無我堂でのパソコン教室の指導。



今日の鑑賞

 店の中西瓜を叩く音がする/相原弘子

  弘子さんの良さが出ていますね。とてもリアルです。(評:高橋信之)

 まるまると鳥飼なすび雨はじき/堀佐夜子

  生き生きとしたなすび艶よく雨をはじいています、実感。(評:碇 英一)


28日(水)

第1時限2時間の講義。梅雨の土砂降り。



句美子、修学旅行に出掛ける。今日は富山で一泊。明日は、立山、黒部を抜

けて、長野の白樺湖で一泊。北陸と日本アルプスの旅は、いい企画だが、梅

雨最中の修学旅行には驚く。



今日の鑑賞

 梅雨晴間力任せにボール蹴る/渡邉牛二

  元気な子供には、梅雨はたまらないでしょうね。待ちきれぬ気持ち、ぬ

  かるみ、泥だらけ、等想像します。(評:霧野萬地郎)


29日(木)

午後4時過ぎ、水煙8月号の入稿。青葉図書専務の村上和興さんに来ていた

だく。仕事が終わって、インターネット談義。



今日の鑑賞

 杏酒の出来てゆく日々透ける日々/相原弘子

  なんてリズムの良い俳句でしょう。杏酒を漬け込んだあとも愛情をもっ

  て見ている弘子さんですね。(評:目見田郁代)

  日毎に瓶の中で変わりゆく杏の色まで見えるようです。「出来てゆく日

  々」に、弘子さんの日々の良い生活の確かさが表れているようです。き

  っとおいしい杏酒の出来上がりですね。(評:藤田洋子)

 紫蘇をもむ指の先から染まりゆく/藤田洋子

  祖母の指、母の指、妻の指、そしてやがて娘の指も紫蘇の色に染まるの

  でしょうね。日本の優しさですね。(評:吉田 晃)


30日(金)

午前と午後の合わせて4時間の講義。今日の特別講師は、渡部珂夏子先生で

、ホームページと掲示板を活用しての講義