俳句カレンダー
俳句日記2000年


俳句日記/2001年
高橋信之  nobuyuki@suien.ne.jp

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1日(日)/エイプリルフール

先月20日入稿予定の水煙5月号が大幅の遅れ。



今日の鑑賞

■鳥曇り一時帰国の子を送る/安丸てつじ

家族の情が伝わってくる。静かである。感傷といったものではない。


2日(月)

水煙5月号の入稿が遅れる旨の電話を青葉図書へ。



今日の鑑賞

■遠方の友の来たれば花霙/霧野萬地郎

横浜の三渓園での句会、皆さんで楽しまれたご様子うれしく思いま

す。

■平野の花菜畑真四角黄を密に/目見田郁代 

私の好きな句です。情景がはっきりしています。


3日(火)

午前、弘子さんの句集「気流」の最終校正をチェックし、「東京四

季出版」に宅配便で送る。くろねこヤマトの営業所へは、洋子さん

運転の車で弘子さんが発送、正子が付添う。昼食は、弘子さんご注

文の料理で句集出版の前祝い。洋子さん持参のワインで乾杯。



今日の鑑賞

■前山の膨らみ増しぬ桜咲き/岩本康子

イメージの流れがいい。「前山」、「膨らみ」、「増し」と続く言

葉は、どれも前向き。「桜咲き」で終え、おさまりのいい、大きな

句に仕上げた。 

■この町の交差点には花菜咲く/福田由平

何気ない風景だが、そこを捉えて訴えてくるものがある。私の好き

な句である。


4日(水)

午前10時、水煙5月号入稿。青葉図書の村上和興専務に来ていた

だく。原稿の出来上がりがこれほど遅れたのは、創刊以来のことで

、この20年での、最も多忙な一と月となった。



吉田晃さんの小論を書き終え、それをメールとファックスで「東京

四季出版」に送る。



えひめ朝日テレビの合田ディレクターから電話。テレビの料理番組

への出演依頼。3月出演の予定を多忙のため延期していた。



今日の鑑賞

■咲く前のざわめき丸き桜蕾/古田けいじ

いい「ざわめき」である。幼子たちの「ざわめき」のように楽しい

。作者のやさしさが伝わってくる。

■桜満開郊外線を乗り降りす/相原弘子

花見の桜ではない。生活の中の桜である。それがいい。 

■見上げたる花の向こうの青い空/岩本康子

大空に包まれ、青色の中にあって桜が鮮明。人間も桜も地上のすべ

てが大空に包まれ、生き生きとしている。 

■花トンネル朝の空気と一体に/八木孝子

体全体で受け止めているのがよい。花の空気と「一体に」なってい

るのがよい。頭で考えたのではない。


5日(木)

終日、北村ゆうじさんの句集「初商い」の原稿をチェック。多くの

時間をかけての作業。深夜、「初商い」の原稿を「東京四季出版」

にメールで送る。



今日の鑑賞

■雛納め見るたび空は青一つ/相原弘子

空の「青一つ」に、作者の整理された内面をみることができます。

「雛」と「青空」との対比もいい感覚です。 

■木蓮に吹く風我の胸に吹く/多田有花

「吹く風」によって、「木蓮」と作者が一つになった。同じレベル

に立っている。「胸に」吹く風は、強い実感をもって読者に伝わっ

てくる。


6日(金)

湊町の事務所で一日を過ごす。午前は、弘子、洋子、そして正子に

手伝ってもらい、事務所の整理。


7日(土)

午前10時過ぎ、正子が近くの久万の台温泉へ。やっと自分の時間

が取れたのである。留守は、句美子と私。



終日、ホームページの更新。夕刻、パソコンショップへ。プリンタ

ーのインク、スピーカー、プロッピーディスクなどを買う。



今日の鑑賞

■春夕焼海よりうまれ海にかえる/戸原琴

写生ではなく、主情の強い句だが、「春夕焼」のイメージが鮮明。

「海」が生きている。

■おおらかに花を謳いて人集う/山野きみ子

「おおらかに」生きたいと、誰もが願う。「花」に学べばいい。自

然に学べばいい。  



今日の俳句

(松山朝美・真光寺)

満開のさくら古木へ歩み入る 信之

花びらの一枚ずつを地に拡ぐ  〃

花びらを敷き詰め寺苑清浄に  〃


8日(日)/潅仏会、花祭り/満月

今日の鑑賞

■山一つふくらましをり遠桜/芦本照代

ゆったりした風景で、作り手の心がふくらんでいます。

読み手の心も大きくふくらんできます。いい句ですね。 

■甘き香につつまれ本堂花祭り/さるのこしかけ

句の構成がしっかりしていて、いい感動があります。

■入学のざわめきの朝子らの声/都

「ざわめき」が快く聞こえてきます。嬉しい「ざわめき」

で、誰もが明るい気持ちになります。

■土筆折る音はかすかに指で聞く/静水

「指で聞く」に技巧がありますが、実感を損なうもの

でなく、句が生きています。 



今日の俳句

やさしさもかなしさもあり夜桜は 信之

あせび今盛りで庭の落ち着きに  〃

春灯の四角なビルの映る池    〃


9日(月)

今日の鑑賞

■山桜二人に晴天賜りし/古田けいじ

「二人」は、ご夫婦であろうが、四国遍路の「同行二人

」を思い浮かべた。たとえ一人ぼっちの遍路であっても

、お大師さんが共に居る、という「同行二人」である。

いつ、どこでも、誰かと共に居る、と自分に語りかける

ことが出来ればいい。

■道行きのうれしさ花の吹雪くなか/福田由平

「道行」は、浄瑠璃、歌舞伎狂言などでの、限定された

使い方があるが、「道を行くこと」、「旅をすること」

の意味に取った。目的は、大したことではない。「花の

吹雪くなか」を、「行くこと」の「うれしさ」である。



今日の俳句

鳥たちが来てにぎやかに花降らす  信之

花降っているその一片が大き    〃

花散らしてしまうことにも樹の勢い 〃


10日(火)

湊町の事務所で一日を過ごす。事務所の仕事を弘子さんと正子が手

伝う。

午前10時からの2時間、朝日新聞記者の取材を受ける。全国版に

掲載の予定。

正午前、水煙5月号の校正ゲラを事務所に取りに来てもらう。

午後、一階の会議室でのベンチャービジネス協議会に出席。



今日の鑑賞

■薔薇一輪持って地下鉄新入生/古田けいじ

読み手の思惑の入らない、言葉通りの句で、素直に

読めばいい。 

■ランドセル鳴らし登校麦青む/吉田晃(添削)

いい句ですが、言葉の訓練が必要です。

<麦青むランドセル鳴る畦道に/原句>

<ランドセル鳴らし登校麦青む/添削>

季語「麦青む」で、日常語とは違い、「畦道」を読み取ら

なければなりません。それには、長年の修練が必要です。

季語以外の言葉は、より詳しい写生です。 



今日の俳句

下萌の地に立ってその確かさに 信之

落花踏みつつ階下りてまた上る 〃

いち日のあっという間に葉桜に 〃


11日(水)

正午前、水煙5月号を校了とし、青葉図書専務の村上和興氏に渡す

。その後、衣山の自宅で歓談。



今日の鑑賞

■真新しい靴幾列も新入生/日野正人

「新入生」は、季語として不安定で、いい例句も

ないが、「新入学の生徒」という意味で、季節に

問題は無い。いい俳句が生まれたならば、季語と

して定着する。この句はいい。 

■花屑の流るる速さと歩みけり/八木孝子

自然の流れに身を任せるのはいい。安らぐのであ

る。

■春昼のピエロの眼動きけり/戸原琴

全くの写生句なのだが、作者の心の動きが伝わっ

てきて、インパクトの強い不思議な句である。 



今日の俳句

たんぽぽの絮のふくらみ風の中  信之

えんどうの花開き眼にやさしい白 〃

少しの花でいい玄関のパンジー  〃


12日(木)

今日の鑑賞

■花の湯に花の疲れを溶け込ます/堀佐夜子

主情の勝っている句だが、読者の解釈が迷うことはない

。作者の訂正があって、<花の湯に花の疲れの四肢伸ば

す>となったが、どちらの句もいい。

■卵割る朝の囀り聞きながら/藤田洋子

明るい一日の始まりである。多忙な朝の主婦のいい生活

俳句である。

■紅に大地を染めて桜蕊/右田俊郎

素直な写生句だが、そのことが力を得て、鮮明な景を読

み手に伝える。



今日の俳句

春暁のひとりの時間抹茶飲む  信之

春陰の去りゆく後姿の子    〃

春昼の空気を鳴らし布団を叩く 〃


13日(金)

午後、朝日新聞記者の取材。自宅のパソコンルームの写真撮影。



今日の鑑賞

■囀りの声が聞こえて雨あがる/祝恵子

力まないのがいい。俳句はそういった詩であって、しっ

かりした生活感情に根差しているか、が問われる。 

■羊歯萌えてしんとしている雑木山/多田有花

ときには、人間を離れて、自然の中に入っていくのがい

い。「羊歯」がいいのである。「雑木」がいいのである。 



今日の俳句

山も野も若葉となって地に厚み  信之

新じゃがの地中に太る葉がそよぎ 〃

葱坊主に大小のあり日がさんさん 〃


14日(土)

今日の吟行は、午前9時、伊予鉄古町駅に集合し、萱町商店街を散

策。山越のレストランで昼食の後、句会。参加者は、弘子、洋子、

正人、正子、晃(投句)、そして私の6名。



今日の鑑賞

■枝広ぐ欅新樹に風軽ろし/碇 英一

「軽ろし」がいい。心軽やかに「新樹」の季節を迎え、

日常の生活にも張りが戻ってくる。

■葉桜の下で広げるお弁当/多田有花

お花見ではない、葉桜の良さがある。仲のいい者同士の

語らいがある。



今日の俳句

万国旗風にひらひら筍売られ  信之

地の筍地の蕗売られ町いきいき 〃

大通り銀杏若葉の色に染まる  〃


15日(日)

今日の鑑賞

■七分咲き角封筒の花だより/小峠静水

明るい「花だより」です。花らんまんを予測させて、

「七分咲き」が嬉しい。



今日の俳句

神苑にかぶさってくる楠若葉 信之

筍の四角な籠の大盛りに    〃

耕しの両足のしっかと大地に  〃


16日(月)

国連プログラム「世界詩の日」のアンソロジーの原稿をメールで送

り、一連の国連プログラム参加は、一段落する。



午後5時前、東京北区の平川康子さんから電話。水煙購読者になっ

ていただく。新潟の磯部勇吉さんも新規の購読者に。



午後5時過ぎ、水煙5月号が刷り上る。発送の準備。



今日の鑑賞

■竹秋の風の軽さを部屋に入れ/戸原琴

「竹の秋」の季節である。次の世代へと、筍が勢いづく。

そこを「軽さ」と見たところがいい。 

■九十九折いきなり春の富士に会う/多田有花 

「いきなり」が作者の感動のすべてである。富士の美しさ、

山歩きの醍醐味を読者に伝えてくれる。 

 

今日の俳句

蕗の色土の色して店頭に     信之

えんどうの花どっさりと農がよし  〃

からたちの花垣に沿い海へ歩く   〃


17日(火)

午前10時、水煙5月号を近くの衣山郵便局から正子が郵送。



午前を湊町のMITZ松山のパソコン教室。



今日の鑑賞

■海や山の色折り込まれ春物服地/日野正人

「海や山」を取り込んで、大きな俳句だが、「春物服地」

に、いい生活感情が込められた。 

■不戦の碑薔薇の新芽に囲まれて/古田けいじ 

「不戦」の思いがいい。「新芽に囲まれて」いるのがいい。 



今日の俳句

海に近づけば花桃に風強し   信之

春光集めて虫眼鏡のふくらみに  〃

春暁の先ずは暮らしの水の音   〃


18日(水)

掲示板の書き込み、ホームページの更新、パソコンの整備等で一日

の殆どをパソコンの前で過ごし、休みを取りながらのほどほどの仕

事を楽しむ。



今日の鑑賞

■蝶生まる空どこまでも青々と/藤田洋子

胸内が膨らんできて、いいことがありそうな予感。

嬉しい俳句です。



今日の俳句

若葉となっているポプラの大きな木 信之

海からの風に新樹の大きな揺れ    〃

夏近しと思う温度の中にいる     〃


19日(木)

午前4時起床でインターネットの仕事を済ます。午前4

時から6時までは、多くが睡眠中なので、アクセスが楽

になる。私には快適な時間帯。



午前11時に家を出て海へ向かう。自転車に乗っての一

人吟行で、海を見ながらの軽い昼食。午後2時帰宅。



今日の鑑賞

■ひときわに高く欅の若葉なる/碇英一

言葉に無駄が無い。作者の思いがそのまま言葉となり、

うまく17音におさまった。

■三椏の花咲くところ光あり/多田有花

「三椏」は、高さ2メートルほどの落葉潅木で、樹皮は

製紙原料となる。3月末、葉の出ない前に、黄色のかわ

いい「三椏の花」を枝先に付ける。山蔭に咲く目立たな

い潅木なので、「光あり」が生きた。



今日の俳句

柿若葉白く輝き今日の晴れ 信之

若葉風匂う坂なり海に出る  〃

春昼の長い時間の眼は沖へ  〃


20日(金)

芦本照代さん(東大阪市)、安増恵子さん(北九州市)、安増美喜

子さん(北九州市) が水煙新会員に。



今日の鑑賞

■春の蕗茹でてみどりを漲らす/山野きみ子

「蕗」は夏の季語だが、4月ともなれば、筍、蕨と並んで、八

百屋の店頭を賑わす。「春の蕗」である。「みどりを漲らす」

は、野生のみどりであり、元気を与えてもらう。



今日の俳句

新樹大きく揺れて玻璃全面に    信之

そら豆の風に吹かれて葉の厚し    〃

どの若葉もういういしくて風のなか  〃


21日(土)



午後、湊町の事務所に出掛ける。四国インターネットの水田さ

ん等と協議。



今日の鑑賞

■沙羅の木の芽吹けるままに売られけり/八木孝子

「沙羅」は、沙羅樹(沙羅双樹)、あるいは夏椿のことで、この

句の場合はどちらに取るか、作者の勝手となる。私は、「夏椿

」とした。「沙羅の木」の売り手も買い手も、白色の涼しげな

花開く夏を思い、楽しむ。

■秀吉の真筆豊か花の歌/霧野萬地郎

「秀吉」と「花」との取り合わせがいい。「秀吉の真筆」と「

花の歌」との取り合わせがいい。作者のいい内面を見せていた

だいた。内が「豊か」なのである。



今日の俳句

暗からず明るからずの若葉雨 信之

踏切の棒の突っ立ち若葉雨   〃

若葉雨土曜の午後の明るい町  〃


22日(日)

今日の鑑賞

■きのうより多き光に楠若葉/岩本康子

「きのうより多き」は、いい発見である。日々の移り変わり、

季節の変化に生命の輝きを見て喜ぶ。これが感動の原点であろ

う。

■春の雨木々の葉全て滴持つ/日野正人

若葉雨である。みずみずしい季節である。表現に推敲の余地が

あるのも、そのままで句がみずみずしい。



今日の俳句

春深し糠漬け茄子の濃き紺に   信之

良しとすること多し若葉風吹く  〃

わが前の若葉して盛り上がる山く 〃


23日(月)/イースター

正子、午前9時松山空港発のJALで、私用の上京。



今日の鑑賞

■十和田湖の水の蒼さや蕗のとう/多田有花

十和田湖を訪ねたことは無いが、実感をもった風景が伝

わってくる。「水の蒼さや蕗のとう」の写生が鮮明であ

る。東北地方の春は遅い。

■春竹の一本ごとに揺れを持ち/目見田郁代

「春竹の一本」ずつのすべてが見え、そして「揺れ」て

いるが、どの「一本」も同じ動きでない。いい観察であ

る。

■やわらかに春光集める花の絵皿/三浦絹子

「花の絵皿」がいい。「花」は、歳時記では桜のことだが、

この句は、桜に限らない方がよい。「絵皿」の「花」に、

「春光」も視線も集まって、楽しい団欒が聞こえてくる。

■菖蒲湯の菖蒲かき寄せ遊ぶ子よ/安増美喜子

「かき寄せ」がうまく子どもの動きを捉えた。子どもらし

い世界は、読み手にも鮮明に伝わってくる。 

■観覧車地上は春の色に満ち/安増惠子

ひろびろとした大空に駆け上がったように、「地上」を俯

瞰する。「春の色」もまた、開放的である。子どもと共に

いる喜びでもある。 



今日の俳句

囀りに遠く旅している思い    信之

囀りのしきりに朝日差す池へ   〃

留守居して玻璃に明るい若葉揺れ 〃


24日(火)



今日の俳句

囀りに遠く旅している思い

囀りのしきりに朝日差す池へ

わが前の若葉して盛り上がる山


25日(水)



今日の俳句

ほうれん草のみどり濃く茹でられ皿に


26日(木)



今日の俳句

つつじ咲く朝のきれいな空気を吸う

朝日昇る葉桜の黒ぐろ大き

空へ空へばらの蕾に黄が覗き


27日(金)



今日の俳句

大空を身近なものに囀れる

囀りの遠くに相手あるものと

若葉風入れ団欒の部屋なれば


28日(土)



今日の俳句

藤房の野生の白を高きに垂れ

うぐいす鳴く朝の散歩の歩の軽し

葉桜の葉の重なりの幾重にも


29日(日)/緑の日

今日の鑑賞

■曇天にそこだけ光り柿わかば/古田けいじ

若葉のみどりは、印象の強いものだが、その中でも「

柿わかば」は、また特別で、「そこだけ光り」を集め

ているように光る。いい感覚の句で、その奥にある作

り手の心境を読む。

■そよ風の鳴らす新樹の音を聴く/右田俊郎

作り手の感覚が充分に働いて、「新樹の音」を見逃さ

ない。読み手にも「新樹の音」が聞こえてくる。



今日の俳句

松の芯みな真っ直ぐに朝空に 信之

楠若葉盛り上がりたり城山に 〃

春潮に洗われ石の白きに句  〃

 (陸中海岸の石を送らる・高男さん、萬地郎さん、光雅さんの句)


30日(月)

今日の鑑賞

■筍のリックの膨らみ夫の背に/目見田郁代

楽しさのある句。季節の楽しさでもある。

■山里の蒼さに高き武者幟/吉田 晃

力を秘めた「山里」の「蒼さ」に「武者幟」が勢いづく。い

い季節である。



今日の俳句

若葉雨池の蒼さを深め降る    信之

降って上がって若葉の匂う高階へ 〃

若葉雨降らして今日の陽が西へ  〃