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午後5時過ぎ、水煙9月号のゲラを持って、青葉図書専務の村 上和興さんが来宅。句集出版の打合せをする。著者負担10万 円での句集出版。
午前、水煙9月号の初校を済ませ、青葉図書専務の村上和興さ んに渡す。
午前、水煙9月号再校を済ませて校了。青葉図書専務の村上和 興さんに著者負担10万円での句集出版の見積りを依頼。
元からの電話で、明日帰省するとのこと。
明日は、広島原爆の日。敗戦の日が近い。 今日の朝日にいい記事があった。「全日本仏教会・石上智康理 事長に聞く」という靖国問題の記事で、「一国のリーダーが公 の場で発言する宗教観にしては、基本的な宗教への認識が欠落 しています。」と語る。
今日は原爆忌。愛媛新聞に書いた一文を思い出す。昭和44年 2月10日のコラムで、ドイツのノーベル賞作家、トーマス・ マンが原爆投下を非難した言葉を紹介した。「この恐ろしい” 武器”を日本に勝つために使用することは全く必要なかったか らである。その使用は、ただ日本に対する勝利にロシアが参加 するのを未然に防ぐために必要であったにすぎない」さらに、 ローマ法王が宗教的非難を表明していることを、トーマス・ マンは語る。 片頬に夕日が炎えて原爆忌/信之(昭和40年)
今日は立秋だが、早朝のラジオが松山の最高温度を34度と伝 える。鹿児島の35度に次ぐ暑さとなる。 朝日新聞8月4日(土)夕刊の「電脳で詠む五七五」に水煙ネッ トが取り上げられる。松山では手に入らないので、水煙同人の メーリングリストでお願いする。右田俊郎さんから、早速、掲 載記事のコピーをFaxでいただく。碇英一さんからもFax。 昨日に引き続いて書類の整理。不要のものを捨てる。 元、午後5時過ぎ帰省。
水煙9月号が刷り上り、発送の準備。
元の運転する車で、石鎚山頂近くの土小屋までドライブ。石鎚 は、西日本最高峰の山。何十年か昔のことだが、正子との石鎚 登山を思い出す。
正午前、水煙9月号を発送するが、発送業務のすべてを正子が 一人で済ます。 港祭りの打ち揚げ花火を自宅のバルコニーから楽しむ。大輪の 多彩な色に驚く。
午後7時15分松山空港発で元が慶応の湘南藤沢キャンパスに 戻る。
オンライン8月句会。何日か掛かって仕上げた掲示板が消える 。気が付いたのは、句会開始午前8時の直前であったが、無事 予定通りに句会を終える。危機管理の勉強になる。危機管理は リーダーの対応が第一で、その責任は重い。
小泉首相の靖国神社参拝は今日のこととなった。明後日は終戦 記念日というが、日本の戦争はまだ終結していない。日本特有 の<先送り>である。戦争犠牲者の追悼を靖国神社に任せるに は、無理がある。日本人の宗教心に問題。
盆の14日は静かである。先祖を迎え、人間の心が静かになる のであろうか。一年の中でも私の好きな一日。
「終戦」というが、日本の戦争は、まだ終わっていない。アメ リカとの戦争が終わっただけで、アジアの国々での戦さは、ま だ終わっていない。
今日の朝日新聞に西垣通さんの「私の暴力論」が載っていた。 「個がもっと自由でありながら、敗者や弱者をきちんと守れる 新しいタイプの共同体をサイバー空間にどう作っていくか。」 岩波新書の西垣通著「IT革命」を思い出す。
書類の整理。不要な書類を破棄。 正子のパソコン室を整備。
書斎の整理。 水煙10月号編集。
昨日に引き継いでの水煙10月号の編集は、正子と二人での仕事。
午後5時前、水煙10月号の入稿。編集発行の運びが順調で、創刊 当時の流れに戻る。
午前、デイリー句会の第306回入賞発表を済ますが、夏休み を終えての再開後も至って順調。昨日の投句者は、28名。
夜、愛媛朝日テレビのキャスター、会田幸恵さんから電話。料 理番組への出演依頼。 今日の鑑賞 ■鬼やんま款款として羽音なし/大石和堂 「款款」は、かんかんと読み、語義は「ゆるやかなさま」のこ とで、「緩緩」、「徐徐」と同義。「ひとり楽しむさま」の意 味でも使う。「鬼やんま」をうまく表現した「款款として」は 、作者の心境でもあろうか。 ■洗いては皿音かさね涼新た/藤田洋子 主婦の生活を詠んで無理がない。新涼のリズムは、生活のいい リズムでもある。 今日の俳句 新涼の雲遊ばせる朝空に 信之 海見えて秋夕焼けの濃き色に 〃 高階の玻璃一面にある虫音 〃
隣りの一室を正子の仕事部屋とする。 愛媛朝日テレビの料理番組への出演承諾の電話。予定は、9月 6日。 今日の俳句 晩夏の箱のどの角も直角に 信之 階ごとに点りはじめし晩夏の灯 〃 八月のゆく日果実酒の甘さに 〃
今日の鑑賞 ■鉦叩き又叩き初む離るれば/古田けいじ(信之添削) 文語には文語の良さがある。口語には口語の良さがある。この 句は文語にした。 ■蛇穴に長さ曳きずりおさまりぬ/小峠静水 「穴に長さ」に工夫がある。蛇の生態を捉えた。「蛇」に始ま り、「ぬ」で終わるが、その間が切れていない。いい技巧であ る。 ■久々の雨や匂いて今朝の秋/小原亜子 五感を働かせた。中七の「匂いて」がいい。季語の「今朝の秋 」を下五に置き、句を引き立たせた。 ■処暑の朝畳の部屋を開け放し/堀佐夜子 「畳」がいい。夏には夏の涼しさを、冬には冬の暖かさを与え てくれる。 ■ゆっくりと馬と歩けば秋高く/安増惠子 「ゆっくりと」歩けば、広い世界が見えてくる。「秋高く」で ある。 今日の俳句 整理整頓朝の時間の新涼に 信之 新涼の空気がうまし深く吸う 〃 網戸抜け来て吹く朝風のよき 〃
正午から午後3時までを8月の定例句会。会場は、山越のレス トラン「惑星」。 今日の俳句 新涼の銀の文字なり背表紙に 信之 日の色を混ぜ朝空のさわやかに 〃 秋蝉の池の平らをひびかせ鳴く 〃
今日の俳句 台風去って安堵の青がわが頭上 信之 よき風の目覚めしわれへ網戸抜け来し 〃 新涼の闇の匂いを吸い込める 〃
午前、吉田晃さん来宅。 水煙10月号の初校ゲラ届く。 今日の俳句 網戸抜けわが肌に直に吹く風 信之 よき風のかたまり網戸抜けかたまり 〃 秋風の密度の高い夕べなる 〃
8月31日発の東京往復の航空券を購入。8月は、シルバー割 引が効かないので、片道一万円の割高。
弘子さん、洋子さん、正人さん来宅。私の手料理で昼食。ドイ ツ家庭料理風生ハムマリネとフライドポテトのマヨネーズ。フ レンチドレッシングとマヨネーズソースも私の手料理。マヨネ ーズ作りは、10歳ごろから始って、60年も作りつづけてい る。卵黄とサラダ油を泡立て器で根気よく混ぜる。今日のバリ エーションは、カレーマヨネーズとマスタードマヨネーズ。評 判は上々。愛媛朝日テレビの料理番組への出演が一安心。録画 収録日は9月6日。 今日の鑑賞 ■今生れし蜻蛉は水辺を離れたり/右田俊郎 作者の眼がいい。一点を静かに見つめて視点が動かない。 ■丸型の窓より秋雲流れゆく/祝恵子 情景がはっきりしている。秋の風景を「丸型の窓」にうまく切 り取った。
午前7時45分松山空港発の便で上京。 午前、我孫子・平和台病院に入院の岡本栄一さんを見舞う。 午後、新宿で板橋の北村ゆうじさんと食事を共にして、小田急 で湘南台の元のマンションに着いたのは、午後7時前。 今日の俳句 芋の葉を風にそよがせ東京近し 信之 吊革の揺れが同じで秋暑し 〃 句帖開けば白き一枚秋の陽に 〃