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今日の鑑賞 ■手のひらの新米光りつつこぼる/藤田洋子 身近な生活を詠んで輝いている。いい生活である。 ■秋空の真中を逸れて飛行雲/相原弘子 「飛行雲」は、「秋空の真中を逸れて」いるのだが、「秋空の 真中」がくっきりと眼に浮かんでくる。 ■青さんま音立てながら焼かれけり/河ひろこ 生活の音も匂いも伝わってリアルなので、作者の生活を読者も 楽しむ。俳句の座(感性の共同体)を楽しむ。 今日の俳句 玻璃過ぎる秋雲形崩さずに 信之 秋風の去りし行手の高き山 〃 風の鳴る深い音させ十月へ 〃
午後、松山市2番町の珈琲屋で、詩の談話会と俳句添削教室。 手作りのお饅頭を持参して食べていただく。好評。 今日の鑑賞 ■精一杯まあるくなりし名月や/大石和堂 率直な思いが読み手に直に伝わってくる。それだけに、「 し」と「や」の古い語法が少し気になるが、句を損なうこ とはない。 ■角曲がり秋の夜風に身を任す/霧野萬地郎 「任す」ことのできる心境がいい。 今日の俳句 生きものの顔をして真ん丸い月 信之 (生きものの顔と言われるので、月を見直していました。無機 質の月がふつと有機質的に頭を掠めました。評/野田ゆたか) (こんばんわ、私も二階の窓からお月さんを見ていましたが満 月が微笑んでいるように見えました。階下は無用心ですので戸 締りをしてチャットに参加させて貰っています。評/堀佐夜子) いざよいの月出る前の星を見る 信之 (月の出は残念ながら地下にいたのですが、一番星もあったの ですね。評/霧野萬地郎) 満月の山を離れる嬉しさに 信之
水煙11月号校了。 今日の鑑賞 ■柿の実の丸き明るさ今宵月/目見田郁代 「今宵」の満月を待ち、その思いは、柿の実の「丸き明るさ」 で鮮明に伝わってくる。(評:高橋信之) 十六夜や屋根のアンテナ垂直に/霧野萬地郎 「十六夜(いざよい)」が効いた。「垂直」との取り合わせがい い。 ■ゆったりと潮流れたり月の夜/岩本康子 「ゆったり」するのがいい。ゆっくりするのがいい。月夜であ る。
明日のテレビ料理番組出演のための食材を買いに出掛ける。
午後6時17分から10分間のテレビ出演。愛媛朝日テレビの 料理番組。水煙ネットのサイトの紹介も。守屋光雅さん(盛岡) の無農薬野菜、ポテトと玉ねぎが主たる食材で、マヨネーズの バリエーションを楽しむ。哲斉さん、弘子さん、洋子さん、郁 代さんがテレビを見てくれて素直に嬉しいと思う。
昨日の料理番組のレシピが今朝の朝日新聞愛媛版に載る。
正午前、水煙11月号が刷り上がって納入。
11日昼過ぎ、水煙11月号を発送する。洋子さん運転の車で 正子が松山西郵便局へ。 夕刻、弘子さんも来宅。弘子さんと洋子さんに大洲の従弟から の栗をお裾分け。母方の祖父と栗拾いをした幼いころを思い出 す。
オンライン10月句会が盛会。49名の参加者は過去最多。 今日の俳句/信之 ■秋日背にしてわが影を押し歩く/信之 西(太陽が東)へ向かっている男性。「押し歩く」で力強く目 的(地)に向かって進む男のロマンを感じる。作者が女性であ れば少し解釈が異なるので男性作者の句としてこの句をいた だく。(評:野田ゆたか) 「押し歩く」に年配の男性を思わせます。またいろいろの句 意を感じる奥の深さもあると思います。 (評:河 ひろこ) ■蔦枯れてますます壁に貼りつきぬ/信之 「ますます壁に貼りつきぬ 」は「蔦枯れ」の様子を的確に言 い表していると思います。また少し悲しい感じもいたします。 (評:碇 英一) ■とんぼ来てまた去るときも唐突に/信之
デイリー句会がお休みなので、水煙ネットのウェブサイトを更 新。少しの多忙で後回しとなっていたので、一日をかけての仕 事となる。俳句カレンダーと今週の秀句など。 今日の俳句 秋蝶の石に降り来て正午なる 信之 秋雲の影を落として動かざる 〃 秋雲匂ってくるような高さに登る 〃
水煙ネットのウェブサイトを更新。 今日の鑑賞 ■山の手の坂道さやか坂上る/伊嶋高男 東京「山の手」の風景を描いて、季語「さやか」が効いた。イ メージの軽い言葉を重ねているが、リズムがいい。「坂道」の <さ>、「さやか」の<さ>、「坂上る」の<さ>と畳みかけ て、<さ>の音が「さやか」である。 ■柿を剥く陶土汚れの大きな手/野田ゆたか 力強さがいい。実りの秋の生命の力であろう。 ■ランドセル大きく鳴らし秋日和/戸原琴 学童の姿に誰もが自身の幼い頃を思い起こし、心が和む。平明 な言葉の中にあって平明な「大きく」は、読み手に強く訴えて くる。 今日の俳句 秋雲の光と影を抱いて浮く 信之 秋空の丸く大きく山頂に 〃 秋風と来て秋風と去るものは 〃
水煙12月号の雑詠選と編集。 今朝の朝日新聞に痛快な記事が載った。今年のノーベル化学賞 が決まった野依良治名古屋大学教授が政府の姿勢を歯切れよく 批判した。「『50年でノーベル賞30人』という目標は、国 家として不見識きわまりない」。「科学技術創造立国のために 理科を学べというのは間違い」。産学連携について、「産業の 状況が深刻なのは産業界の研究者の能力が足りないから」。特 に関心を持ったのは、「学術は芸術と同じで、自分が一番おも しろいと思うものに全力を尽くす。ベートーベンとモーツァル トが比べられないように、賞は、狙ってとるものではない」と いうところで、政府のノーベル賞の獲得目標を批判した。
水煙12月号の雑詠選。 今日の俳句 秋風鈴のガラスの音のマンションに 信之 秋風吹き萍の平らに平らに 〃 秋雲の白が強しと日の傾き 〃
午後4時過ぎ、水煙12月号の編集が終わり、入稿。青葉図書 の村上専務さんに手作りのかるかん饅頭を食べていただく。
昨日の続き、かるかん饅頭の試作。
かるかん饅頭の試作は、三日目となるが、満足の出来るもので はない。 今日の俳句 寝転びて秋草の匂いを嗅げる 信之 実りの秋の遠くに海が浮かび見える 〃 コスモスの花咲きつづく芯が強い 〃
午後、洋子さん来宅。俳句四季11月号持参。「俳句招待席」 の欄に洋子さんの俳句3句が掲載。その他水煙関係の記事が多 い。第11回インターネット俳句コンテスト(久万町教育委員 会とインターネット俳句センターとの共催)も載る。
午後、レストラン「惑星」で「水煙」の定例句会。その後、「 珈琲屋」の「インターネット川柳協会」の会合に出席。 今日の鑑賞 ■鳥渡る空すっきりと日本晴れ/野田ゆたか 作者の思いが強く伝わってくる。作者の心境が直に伝わってく る。「すっきりと日本晴れ」である。 ■横たわる山は向こうに刈田道/福田由平 収穫の後の安堵が伝わってくる。落ち着いた写生句に読み手の 心もゆったりとした心境になる。写生がいい。 ■稜線ぐるっと町の秋天を回る/日野正人 秋の球形を捉えた。まさに秋である。
午前、水煙12月号が校了。印刷に回る。 句美子の受験のためのホテルを予約。
今日の鑑賞 ■切株は真新しくて十三夜/林 暁兵 季語としての「十三夜」がいいので、俳句の深さを得た。そし て詩としての「真新し」さがあるのが嬉しい。 ■明日からは雨の予報の十三夜/伊嶋高男 軽いのがいい。生活の実感があるので、軽いのがいい。 ■湯気ふけば祖母の味するむかご飯/八木孝子 「むかご飯」は、私の好物。山芋の味を好むのは、日本人の原 体験であろうか。
今日の手作り菓子は、和風クッキーと豆板。和風クッキーは、 しょうゆ味と味噌味の二種類で、豆板は、甘納豆入り。試食は 、高校受験の塾生。 今日の俳句 秋深む午後焼菓子の味噌の香に オーブンの菓子焼けて秋深む色 星明りして池に夜空が映る