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最近のメディアに、神話、伝統文化が取り上げられている。今 朝の「朝日」では、黛敏郎のオペラ「古事記」と小松和彦のコ ラム「「神話」を生きる」である。世界の時流は、ナショナリ ズムに向かっているが、悪い方向に向かわなければ良いが。過 ちは二度繰り返さなければ良いが。 今日の手作り駄菓子は、和風クッキー(しょうゆ味と味噌味)と べっこう飴。 今日の俳句 しらしら曉けゆく空からの秋冷 信之 桜の葉の大き一枚降る朝に 〃 パソコンの灯を落とし沈黙の秋 〃
今朝の「朝日新聞」より 小泉首相の靖国参拝を「違憲」と提訴。松山、大阪、福岡から の提訴である。松山は、僧侶が中心なのが嬉しい。死んだ者ば かりでなく、生きている人間のためにも働いてもらいたい。小 泉首相の「話にならんね。」という発言は、話し合いを拒否す る傲慢な態度で気になる。ブッシュ大統領の「アメリカか、テ ロか。」という傲慢な態度と似ている。 午後、水煙12月号が刷り終って納入。発送は、月曜の予定。 今日の手作り駄菓子は、べっこう飴で、まずまずの出来具合。 今日の俳句 晩秋の光りにべっこう飴透ける 信之 さびしさに十一月の月昇る 〃 十一月の夜の始まりに月昇らせ 〃
今朝の「朝日新聞」より 新しい平和反戦の動きを伝える。「新しい運動の主役は主婦や 普通のサラリーマン、学生たちだ。」そして「HPで輪広げる 」のだ。「天声人語」では、「英国の世論調査の数字」を紹介 し、「好戦的な男性と平和的な女性」というはっきりした男女 差を指摘する。これは、古代ギリシャの戯曲「女の平和」(ア リストファネス作)で面白く、可笑しく取り上げた、図式的な 男女差だが、日本の女の平和運動に注目したい。 午後3時30分から水煙12月号の発送の準備。封筒に詰める のを弘子さんに手伝っていただき、宛名のシール貼りは洋子さ んにしていただく。 午後4時、正人さんに来ていただき、正人さんと正子と私の3 人で「第11回インターネット俳句コンテスト実行委員会」の 仕事。 午後5時〜8時、24日の「水煙俳句フェスティバル」の実行 委員会。出席者は、晃、弘子、洋子、正人、正子、そして私の 6名で、当日の昼食の試食をしていただく。煮豚とささみ入り の野菜サラダ。煮豚は、豚肉の選択、野菜サラダは、茗荷とア スパラの取り合わせに工夫する。ソースは、手作りの醤油ドレ ッシング。主食は、玄米入りのパンと胡麻入りの味噌クッキー。 今日の俳句 紅菊の瓶の水吸う刻刻と 信之 曉けてゆく今日の空なり文化の日 〃 朝寒の味噌汁今日の始まりに 〃
デイリー句会の入賞発表がお休みなので、のんびりとゆっくり とした一日となる。
今朝の「朝日新聞」より 第一面の「天声人語」は、「きのうはユネスコ憲章記念日だっ た。」とし、「それに先立つ総会では「文化の多様性」を尊重 する宣言が採択され、この「多様性」こそが人類の共有財産で あることがうたわれた。」と報告。ユネスコにアメリカが加盟 していないのが気になる。 「文化の多様性」については、「水煙」では、既に第3号(昭和 58年12月号)の「川本臥風俳論抄」で取り上げている。 ●文化において大切な事は画一性ではなくて、多様性である。 「世界の富とは、世界の持つ独創的な人間を指しているのであ って、その存在、活動によって初めて世界は世界であり混沌で なくなって来る。」こんな意味の事をカーライルは言って居る が、この見方からすれば、俳句が独自な存在であればある丈け 、その存在を尊重し、世界に向って主張する事こそ、文化国家 として、世界文化に寄与せんとする意図にそうものであろう。 正午前、水煙12月号を洋子さん運転の車で正子が郵送。 アメリカ・フェニックスでのWorld Series決戦の野球中継を 楽しむ。投手のRandy Johnsonの頑張りで、Diamondbacksが チャンピオンとなる。午後1時過ぎ、野球中継の終わった後 は、インターネットでも楽しむ。以下はYahoo!の早い情報。 11月5日(月) 【MLB】Dバックス、9回サヨナラでワールド・シリーズ初制 覇!!(ISM) 14:13 9回表のマウンドには、8回途中から上がったランディ・ジ ョンソン。気合の投球でヤンキースのクリーンナップを三者凡 退に抑え、ダイアモンドバックス打線に喝を入れた。 ランディ・ジョンソンが来日した時のことだが、日本の野球少 年に、「野球を楽しむ」ことを語っていたのが印象深い。 今日の俳句 豆菓子の砂糖を絡め秋の終わりに 信之 駄菓子作る黄な粉まぶして黄の秋に 〃 楽しみの駄菓子を作る秋逝く日 〃
午前、弘子さんに来ていただき、「水煙俳句フェスティバル」 の準備。 午後、「インターネット俳句コンテスト」の雑用に多くの時間 を取られる。 今日の鑑賞 ■黄落や己が心の声探す/林 暁兵 主情の勝った句だが、季語「黄落」の働きがいいので、言葉が 浮いていない。季語をよく理解して、しっかりした句。 ■朝顔の種はじけ出る手にもげば/古田けいじ 言葉に滞るところがない。無理がないのである。自分の言葉を 語って訴えてくる。 ■葉を降らす公孫樹の上の雲速し/霧野萬地郎 広々とした自然の中に心を遊ばせている。空海の「遊心大空」 という書を思い出させてくれた。 ■麻紐の荷物を解いて灯の親し/相原弘子 弘子さんらしい良さが出た句。身辺をしっかりと見て、揺るが ない。 今日の俳句 くろぐろと雲の底見せ冬近し 信之 冬近き空へとビルの角立てる 〃 風吹いて冬へ少しの緊張を 〃
「インターネット俳句コンテスト」の選句を終える。 今日の俳句 立冬の午前零時をしかと掴む 信之 冬立つ夜のラジオが歌うわれも歌う 〃 夜風吹く音よ今年の冬が来る 〃
「インターネット俳句コンテスト」の賞品の準備。 今日の鑑賞 ■白鳥のゆらりと滑る昼のニュース/八木孝子 「ゆらりと」がいい。冬到来の厳しさの中にも日常のゆとりが ある。生活のゆとりがある。現代語的口語表現の句と解し、そ の表現の相応しい句。 ■歯磨きの水も尖って今朝の冬/安増惠子 「歯磨きの水も尖って」、日常に驚きがある。日々の生活に感 動があり、詩があるのがいい。 ■冬近し重なる丸太影深き/河ひろこ 「重なる丸太影深き」は、作者自身による発見で、「冬近し」 の実感が強い。 ■ゆっくりと蕪の甘さを噛みており/宮地ゆうこ 冬の生活を「ゆっくりと」過ごすのである。時代の流れに流さ れないのが良い。 今日の俳句 コンビニの袋の塩の白く冷たし 信之 冬立ちて外灯冷たしとも温しとも 〃 眼鏡越しの冬を確かに在るものと 〃
今日の鑑賞 ■オリオンを傾けさせて冬が来る/堀佐夜子 現代語的口語表現の句。「傾けさせ」にある主情が季語の「冬 が来る」をリアルなものとした。「傾け」が他動詞であること 、「させて」が使役の助動詞であること、これらが作者の主情 を支えて、いい働きをした。 ■立冬の虹の半分崩れけり/磯部勇吉 「立冬」と「虹」との取り合わせがユニークで、「半分崩れけ り」は、作者の発見である。 ■桜落葉の参道抜けて教会へ/碇 英一 しずかな句である。いい生活は、しずかなのである。 今日の俳句 水飴の少しの粘り冬に入る 信之 焼き菓子のよき焦げ色に冬立つ日 〃 黒胡麻の壜に犇めき冬を元気に 〃
四国インターネットのアクセスカウンターが故障。 今日の手作り駄菓子は、ねじりん棒とりんかけ豆。ねじりん棒 は、黄な粉を水飴で練ったもので、りんかけ豆は、ピーナッツ に砂糖を絡めたもの。 今日の鑑賞 ■音たてて十一月の過ぎにけり/脇美代子 「音たてて」は、何の音か、明示していないが、それだけに作 者の思いが強く、「十一月の過ぎにけり」という感慨が伝わっ てくる。
デイリー句会がお休みなので、ホームページの更新に一日の時 間をゆっくり使う。 パソコンのプリンターが故障。 今日の俳句 機械が故障十一月の夜が速い 信之 木を離れるも一枚ずつの落葉なる 〃 落葉して夜を立ち尽くすポプラの木 〃
インターネット俳句コンテストの選句結果を集計。正子が手伝う。 今日の鑑賞 ■木枯となりゆく風の増えて来し/野田ゆたか 「増えて来し」がいい。作者自身の詩情があり、作者自身の発見がある。 ■帯固く負いて秋冷の朝戸出に/山野きみ子 「秋冷」の緊張感が「帯固く」にあって、句を引き締めている。日常の いい緊張感である。
午前、インターネット俳句コンテストの選句結果を集計し、入賞句を決 める。正子、弘子、洋子の諸氏が協力。 一般の部:http://www.suien.net/haiku/contest/ 小中学生の部:http://www.suien.net/haiku/contest/index2.html 午後、水煙俳句フェスティバルの会場とホテルの下見。正子、弘子、洋 子の諸氏が同行。 今日の鑑賞 ■亜浪忌や野沢菜青と朝市に/守屋光雅 清冽な句である。11月11日朝の句である。臼田亜浪は、私の先生で ある川本臥風先生の先生で、「水煙」の師系は臼田亜浪となる。昭和2 6年11月11日没。私の好きな句に「郭公や何処までゆかば人に逢は む/亜浪」がある。 ■朝霧を西へ押しやる陽の勢い/伊嶋高男 理のある句だが、作者の実感が伝わってくる。「朝霧」に寄せる詩情が いい。
今日の鑑賞 ■外套を着しまま会って別れけり/林 暁兵 静かな句である。「着しまま」の「まま」は、「そのまま」ということ で、「そのまま」の人生がいい。 ■目で測る池の深さよ水涸れて/金子孝道 冬に「水涸れ」ると、「池」のすべてが明らかになる。「目で測」って 、物の深さが見えている。 ■冬の陽を浴びて駅舎にケナフ咲く/池田和枝 「ケナフ咲く」明るい「駅舎」は、平和である。「無事是大事」である。
今日の鑑賞 ■朝早し空縦横に鵯遊ぶ/岩本康子 「鵯」の自由がいい。作者の精神が解放され自由であるからだ。 ■冬日さす千の仏に千の影/金子孝道 表現の手法としては、よくあるものだが、「冬日さす」という言葉に季 節の実感がある。(評:高橋信之)
午後、青葉図書専務の村上和興さん運転の車で正子と久万町の教育委員 会と久万中学校を訪問。「インターネット俳句コンテスト」の件。 今日の鑑賞 ■横向きの冬の花梨の色付けり/碇 英一 花梨の「横向き」を捉えた。俳句とはこういったもので、その良さがあ る。 ■手に触れしものそれぞれに朝の冷え/宮地ゆうこ 「手に触れしものそれぞれに」は、個性がある。個性を尊重すれば、そ こに多様な世界が広がり、多様な文化が育つ。
今日の鑑賞 ■偲ぶ日も忌句を詠む日も亜浪の忌/野田ゆたか ■亜浪忌や野沢菜青と朝市に/守屋光雅 亜浪忌の句を並べてみました。それぞれの良さがあり、先師を偲ぶ感慨 があります。 光雅さんの句のコメントをデイリー句会から転記。 「清冽な句である。11月11日朝の句である。臼田亜浪は、私の先生 である川本臥風先生の先生で、「水煙」の師系は臼田亜浪となる。昭和 26年11月11日没。私の好きな句に「郭公や何処までゆかば人に逢 はむ/亜浪」がある。」
今日の鑑賞 ■白菜のみずみずしきを横抱きに/多田有花 「横抱きに」は、特に珍しい景色ではないが、この句は、並でない。状 景が生き生きと読み手に伝わってくる。作り手から読み手へと生き生き と伝わってくるものがある。
「水煙」新年一月号の編集を終え、入稿。
第19回水煙俳句フェスティバル始まる。午後1時10分松山 観光港着の岩本康子さんを正子運転の車で迎える。弘子さん同 乗。
昼の12時松山空港発の守屋光雅さんを藤田洋子さん運転の車 で送る。信之と正子が同乗。 第19回水煙俳句フェスティバルが終わる。
午前、洋子さん運転の車で、正子さん、弘子さん、洋子さんと 私との4人で、哲斉さんの表装展示を見に愛媛大学に出掛ける 。玄人並の出来映え。
夜、珈琲屋に出掛け、原田否可立さんにホームページの作成を 教える。
水煙1月号の初校を終え、青葉図書に渡す。
水煙1月号校了、印刷に廻る。来週末には刷り上がる予定。