俳句カレンダー1999〜2002
俳句日記1999〜2002
俳句掲示板


俳句日記/2003年
高橋信之  webmaster63@suien.org

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1日(水)/元日

謹賀新年。



昨夜10時から続いた「カウントダウン句会」は、午前1時をもっ

て終了。昨年を越える多数の参加者を得て、大盛会であったが、何

よりも嬉しく思うのは、句のレベルの高さであり、ネット共同体と

しての座の力強さであった。



正子、元旦の正月を松山で済ませ、上京。藤沢の元のマンションで

、正子、元、句美子の3人での正月。元が論文執筆で帰省できない

ためである。



今日の俳句

去年今年静かに生きて羊らも/信之



今日の鑑賞

■戻り来る谺へ相打つ除夜の鐘/霧野萬地郎

句に力が入っていますね。いい力ですよ。(高橋信之)

■祝い笛膨らむ頬へ初日来る/古田けいじ

楽しい句ですね。いい新年です。(高橋信之)

■おみくじの律儀に畳まれ枯枝に/馬場江都

人さまざまで、その人なりの良さがありますね。「枯枝」が季

語のいい働きをしています。(高橋信之)

■隠すこと出来ぬ青さや初御空/加納淑子

明らかなことには、安心します。「初御空」となれば、なおさ

らですね。(高橋信之)


2日(木)

午後、5日の新年句会の料理の準備を始める。今回は、洋風ソース

を楽しむ。まずはマヨネーズソースで、すべてが手作り。ヴァリエ

ーションの一つはオーロラソースで、トマトケチャップとプレーン

ヨーグルトが入り、少し甘めの女性向き。二つ目は、私の好物のカ

レーマヨネーズ。カレー入りトマトソースも納得の出来。オランデ

ーズソース(ワインビネガーと卵黄を湯せんで合わせ、バターを加

える)とチーズソース(チーズ次第で、私独自のブレンド)は、後日

に。



今日の鑑賞

■初空に煙真直ぐほのぼのと/相沢野風村

「初空」の「煙」が何であれ、「真直ぐ」で、「ほのぼのと」

しているのは、作者の気分でもあり、心が解放されている。

(高橋信之)

■小さきものより順に渡してお年玉/祝恵子

恵子さんの姿が見えてきます。やさしさがあります。(高橋信之)

■冬ごーや青き苦みをぶつ切に/下地鉄朗

「ぶつ切に」が句をリアルにしました。「ごーや」は、好みの

食材です。こちらでも手に入りますので、ときどき食べていま

す。(高橋信之)


3日(金)

正月三が日は、多くの投句を得て、俳句掲示板が賑やかであった。

正月の挨拶に人が集まって賑やかなのは、嬉しい。


4日(土)

正午過ぎ、正子帰宅。


5日(日)/寒の入り

午後1時から新年句会。会場は、自宅の高橋俳句資料館。夕食は、

私の手料理で、午後8時散会。北九州の岩本康子さんは、資料館に

宿泊。岡山の河勝比呂詩さんご夫妻は、道後の「にぎたつ会館」に

宿泊。松山の出席者は、高橋正子、おおにしひろし、吉田晃、藤田

洋子、千葉敬子、そして私の6名。



今日の俳句/信之

いつもの場所にいて人形らの元旦

食器音立て正月の団欒に

元旦の畳正しき目のありぬ


6日(月)

おおにしひろしさんの案内で内子吟行。参加者は、高橋正子、岩本

康子、河勝比呂詩夫妻、おおにしひろし、藤田洋子の6人、私は仕

事の都合で不参加。句会報は、洋子さんが掲示板に書き込む。康子

さんは、道後の「にぎたつ会館」に宿泊。



今日の俳句/信之

正月のこけしのすくと立つ座敷

堅きもの先ず初明りしておりぬ

遠くより来て友ら雪空の下に


7日(火)

岩本康子さんを自宅に迎え、洋子さん、敬子さん、正子と私の5人

で私の手作りサンドで昼食。午後3時10分発の門司行きの康子さ

んを高浜港で見送る。三っ日間の新年句会吟行が終る。


8日(水)

年末年始のさら句会投句の整理を済ます。佳句を得て、正子選の入

賞発表も済む。


9日(木)

午後、水煙2月号納入。


10日(金)

午後3時過ぎ、水煙2月号を洋子さん運転の車で正子が近くの衣山

郵便局から発送。


11日(土)


12日(日)

第42回オンライン句会を開催。下記は、掲示板より転記。



句会を終えて

今回も盛会で、いい新年を迎えることが出来ました。ありがとう

ございます。アクセスは、12日(日)は、557件、13日(月)

は、722件と沢山の方々に見ていただきました。インターネッ

ト俳句センターのアクセスも13日(月)19:04で、開設以来

28万回になり、30万回もあと少しです。ご協力ありがとうご

ざいます。来月の句会のご参加をお待ちしていますので、よろし

くお願いします。



今日の俳句/信之

正月の客去り座蒲団の四角に

正月の灯の和やかにどの家も

裸木のしらじら枝を張る夜空


13日(月)/成人の日

今日の俳句/信之

寒灯に照らされ明日ある眼の光り

正月の闇にすっぽり包まれ眠る

サーチライトよ冬の夜空の何もない


14日(火)


15日(水)


16日(木)


17日(金)


18日(土)

午後6時半〜9時を、松山・天山の「初姫」で「第12回(2

002秋)インターネット俳句コンテスト」の実行委員会。昨

秋の反省と次回の打ち合わせ。このコンテストは、愛媛県久万

町教育委員会の主催で、インターネット俳句センターの共催。

後援は、東京四季出版と青葉図書。


19日(日)


20日(月)

臼田亜浪研究の(その1)に続き、(その2)を書き上げる。昭

和初期の俳句が面白い。昭和十二年七月七日の蘆溝橋事件(支那

事変)以前の俳句で、人間的な真実が詠まれていた。


21日(火)


22日(水)

今日の俳句/信之

大寒の池の光のなめらかに

空と池引き合い光る大寒に

風強くなく弱くなく今朝冬晴れ


23日(木)

今日の俳句

寒晴れて空濃き青に雲白に

椿咲くなかの一つに語り掛けられ

凍雲の重なりあって北へ北へ



今日の鑑賞

■日に咲いて白山茶花の真盛り/藤田洋子

上5の「日に咲いて」に詩があります。「白山茶花」が日に輝

いて「白」がとても鮮明です。(高橋信之) 

■木瓜の花濃き園の空青深め/大西ひろし

<寒木瓜の濃き園の空青深め/添削>

「木瓜」は春の季語。「寒木瓜」の多くは、緋色で、空の青と

の取り合わせが美しい。(高橋信之)


24日(金)

今日の俳句

椿咲く鳥が来ていて賑やかに

花冠高きに水仙の丈低きにも

寒天の一角を占め輝く雲


25日(土)

午前11時28分松山駅発のJRで下灘駅までの1時間ほどの

旅は、目的地が伊予郡双海町下灘の「日本水仙花開道」で、水

仙の群生地への吟行。参加者は、正子、ひろし、洋子、正人、

そして私の5人であった。好天の恵まれた絶好の吟行日和で、

多くの成果を得る。



今日の俳句

大寒の晴れ賜りぬ俳句の座

冬海見えてきて一本の水平線

水仙のなだれて海の濃き碧へ



今日の鑑賞

■一山を水仙おおう陽の煌き/ひろし(下灘水仙郷吟行)

明るい句。下五の「陽の煌(きらめ)き」は、字余りの6音で、

その字余りに力があり、「煌き」がある。「一山を水仙おお

う」と「陽の煌き」との間に、いい切れがあって、「付かず

離れず」である。「陽の煌き」は、天空の煌きであり、地上

の煌きでもある。「一山」が煌き、「水仙」が煌く。下五の

「陽の煌き」は、いい字余りである。

■海岸通り陽をいっぱいの干大根/洋子(下灘水仙郷吟行)

「海岸通り」の快い生活が見えてくる。通りすがりの「海岸

通り」なのだが、作者自身のいい生活感情が出た。「陽をい

っぱい」の作者である。 




26日(日)


27日(月)


28日(火)


29日(水)


30日(木)


31日(金)