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東京四季出版へ依頼原稿の俳句16句をメールで送る。締め切りは 、4月31日であったが、1日遅れの投稿であった。 今日の鑑賞 ■木々高く灯が集まりし春祭り/相沢野風村 東北の春祭りは、永い冬を過ごして来ただけに喜びも大きい。農耕 の始めを祝う祭りか、桜の祭りか。木々に高く雪洞が灯されている のだろうか。「高く集まり」に叙情がある。ほのぼのと、遠くを憧 れるように灯っている。(高橋正子) ■羽化の蝶陽に出でしより影生まる/藤田洋子 羽化の瞬間を見届けた貴重な句。しわしわの羽が広がり、陽に飛び 立つとき、早も、はっきりと影をもっている。命が生まれた確かな 事実を実証する影である。(高橋正子) 今日の俳句 暁けしらしら若葉の色の現れぬ 信之 昇る日の若葉の山と距離を置く 〃 羽ばたきの強き音して若葉の上を 〃
今日の鑑賞 ■揺れあへる影の弾みや藤の花/小峠静水 <影>を詠んで、<藤の花>の深いところを捉えた。単なる写生で なく、自然の本質的なところを捉えた。この深さは、作り手の内面 の深さで、俳句を長く続けることによって生まれくる。(高橋信之) 今日の俳句 ポプラ若葉のさやさや吹かれ夜明けなる 信之
午後、信之句集「旅衣」と正子句集「花冠」の一部を松山西郵便局 から郵送する。 夕食前、正子と近くの総合公園を散歩する。桐の花は、今が盛り。 今日の鑑賞 ■筍の一皮ごとに香りたち/青海としひろ 感動が素直で、表現もまた素直なので、伝わってくるものに真実が ある。<香りたち>がいい。(高橋信之) 今日の俳句 桐咲いて妻が指差す夕空を 信之 花桐の一際高く夕空に 〃 春逝くや夕空重くわが頭上 〃