俳句カレンダー7月
俳句日記1999〜2003
俳句掲示板


俳句日記/2004年
高橋信之  200407@suien.org

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2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月


1日(木)

午前10時半、隣のマンションの福田雅世さんが二才の舞央ちゃん
を連れて来宅。NPO法人水煙ネットの仕事。

おおにし・ひろしさん撮影の写真集「花ところどころ」を更新。

今日の鑑賞
■夏蝶や水面を高く横切れり/池田加代子
「水面を高く」は、蝶の生態をよく見ておられるというだけでなく
、蝶の羽のやわらかさと、水面のやわらかさとどこか通じています
が、それは、触れるでもなく、かといって離れるでもなく、でそこ
がいいですね。(高橋正子)

今日の俳句
満月を浮かせ夜空の梅雨晴よ   信之
顔に吹きくる団扇の風の角がない 〃
団扇持つシャツ一枚の気楽さよ  〃


2日(金)

昨日に引き続き、水煙ネットのサイトの更新で一日が終わる。おお
にし・ひろしさん撮影の写真集「花ところどころ」に高橋正子の
俳句と自句自解を添える。12ヶ月2句ずつで、計24句の俳句と
自句自解。
11日(日)のオンライン7月句会の準備。

今日の鑑賞
■稜線の少し上行く初蜻蛉/今村七栄
稜線を高く超えないで、少し上のあたりを飛ぶのが蜻蛉ですね。山
と蜻蛉と空と、好きな景色です。(高橋正子)
■干草のロールと成りて此処其処に/渡辺酔美
今年も干草ロールの句が読めて、うれしくなりました。牧草地のあ
ちこちに、干草のロールが転がされているのですね。干草ロールを
作るシーズンですか。(高橋正子) 

今日の俳句
暁けてゆく空なり夏うぐいす啼く   信之
夏うぐいすの生きものの強き声あぐ  〃
萍を敷きつめている池の深さ     〃


3日(土)

6月は、NPOの仕事で、愛媛県庁を行き来などして多忙であった
ので、水煙ネットのサイト更新が充分でなかったが、7月は、少し
の余裕ができた。水煙ネットのサイトは、会員との交流があって、
楽しく充実した生活。

掲示板の<自由な投句箱>を再開。
11日(日)のオンライン7月句会の投句開始。

今日の鑑賞
■長短の竹を吊して音涼し/池田多津子  
「長短」があって、一様でないのがいい。一様でないのが涼しい。
(高橋信之)
■緑陰に八幡宮のあうんの像/祝 恵子 
緑陰のあうんの像は、力強いですね。八幡様の木陰も涼しそうです
ね。(高橋正子) 

今日の俳句
夜の団欒に冷房の音軽し    信之
梅雨明けの近し天井の灯の色に 〃
カレンダーの数字涼しく黒色に 〃


4日(日)

句集の出版と販売のための「さら書店」のページを更新。

今日の鑑賞
■果実酒にと楊梅届き洗いあぐ/山野きみ子
楊梅は、私の子どものころは、梅雨の時季の子供のたのしみで、大
好きでした。きれいな色の果実酒になるのでしょうね。(高橋正子) 
■子は小さなトマト握りて眠りけり/脇 美代子
幼子のすこやかな眠りに、ほっとさせられます。(高橋正子) 

今日の俳句
葉を飛ばし匂いを飛ばし草を刈る  信之
朝日透ききて葉むら涼しき日の色に 〃
生きていて今日の汗かくことがある 〃


5日(月)


オンライン7月句会のためのメールアドレスを整理する。水煙ネッ
ト会員とその他の参加者の256名のアドレス。
水煙ニューズレター第43号を配信する。

今日の鑑賞
■湧き水のみちくさ好きの子供達/大給圭泉
みんなが楽しい句ですね。子供達も、作者も、読者も。(高橋信之) 
■せせらぎのいつも音立て鶺鴒棲む/おおにし・ひろし 
好きな句ですが、「鶺鴒」は、秋の季語。(高橋信之)

今日の俳句
若竹の朝日の中の勢いを      信之
空の青また朝顔の花の青      〃
花茣蓙を踏むその感触のなつかしき 〃


6日(火)

水煙ネットのホームページ作成は、新しく購入したNECのパソコ
ン<LaVieLL>使用。DIONのADSL、無線ランで、OSは、ウィンド
ウズXP。ウィンドウズ3,1から始め、95、98と使ってきた
が、随分便利になった。9年前の四苦八苦したパソコン初学時代が
懐かしい。

今日の鑑賞
■みじか夜に夢のかけらを置いて来る/堀佐夜子
「夢のかけら」が短夜らしいところですね。(高橋正子)
■軍配を反して涼し立行司/山野きみ子
すっきりと、勝ち負けが決まった勝負でしょうか。立行司の着てい
る衣装もすずしそうですね。(高橋正子) 

今日の俳句
朝顔のつぼみの赤し朝風に   信之
朝顔の葉のみずみずし花の紺  〃
東に朝日夏うぐいすの強く啼く 〃


7日(水)

愛媛県庁でのNPOの集まりに、藤田洋子さんが出席。
福田雅世さんが夕刻に来宅。

今日の鑑賞
■青田道の向こうから空明ける/日野正人
青田の向こうの空の透明感に、自然の深さ、広さを感じます。(高
橋正子)
■水に活けられ朝顔の咲く真昼/藤田洋子
朝顔を摘んで活けると、昼ごろまでは、すずしそうに咲いてくれま
す。「花瓶に活けられ」ではなく、「水に活けられ」で、朝顔の花
が象徴的になり、具象から象徴へという俳句のあるべき姿が見える
句ですね。(高橋正子) 
 
今日の俳句
塾の子が髪さっぱりと刈り涼し   信之
しゃりしゃりと削って子らが氷水  〃
ガラス器に盛られて氷水白し    〃


8日(木)

午後5時30分〜6時30分、正子のこども英語塾。

今日の鑑賞
■夏暁に昇る日大きくゆっくりと/山野きみ子
太陽は、大自然の中心にあって、私たちの生活のリズムの規範と
なっている。「大きくゆっくりと」は、作者の気持ちでもある。(高橋信之)
■光りつつ水を離れる川とんぼ/藤田洋子
中七の「離れる」がいい。作者の在りどころであって、上五の
「光りつつ」が生きた。下五の「川とんぼ」がこの句の主題。
(高橋信之)

今日の俳句
雨降りし後の重さが葉桜に    信之
梅雨晴の夜をあかあかと街の灯は 〃
夜が暑しわが人生の詩を書いて  〃


9日(金)

今日の鑑賞
■凌霄花切る夕焼けの空も切る/おおにしひろし
夕焼けを映したような凌霄花の花の色に、思わずこのよ
うな句が生まれたのであろう。空にゆらゆらとゆれてい
るその花を切るときは、「夕焼けの空も切る」となる。
凌霄花の色と、夕焼けの色に透明感があって、大変うつ
くしい。季重なりだが、主題が「凌霄花」なので、問題
はない。(高橋正子)
■遠き国に戦のありて雲の峰/堀佐夜子
「雲の峰」がいい。日本が平和であることをしみじみ有
難くまた嬉しく思う。(高橋信之)

今日の俳句
朝顔の葉の生きいきと花の青  信之
花ござの匂い懐かし子が育ち  〃


10日(土)


11日(日)

オンライン7月句会。

今日の鑑賞
■夏うぐいす啼きいて今朝の明るさよ/高橋信之
すがすがしい朝の空気、夏うぐいすに一啼きごとに明度が増す。始
まりの明るさであり、ひろ がる夏空の自由。(宮地ゆうこ) 
■ポプラそよぐ七月の透明な空/高橋信之
昔北大のポプラ並木を見たときの感動を思い出しました。ポプラの
大木を涼しい風にふかれそよぐ葉と青いそら、七月は素敵な季節で
す。(矢部れい子)
■海からの汽笛届きて涼風も/高橋信之
海からの素敵な贈りものに感じる心地よい涼しさがとても好きです
。(藤田洋子)

今日の俳句
夏うぐいす啼きいて今朝の明るさよ 信之
ポプラそよぐ七月の透明な空    〃
海からの汽笛届きて涼風も     〃


12日(月)

学習塾が終わっての夕刻、5人の子どもたちが来て、綿菓子、かき
氷の無料駄菓子屋を開店。俳句を作らす。


13日(火)


14日(水)

学習塾が終わっての夕刻、6人の子どもたちが来て、綿菓子、かき
氷の無料駄菓子屋を開店。俳句を作らす。


15日(木)

午後、「水煙」8月号を発送。
水煙ニューズレター第44号を配信。
午後5時30分〜6時30分、正子のこども英語塾。
午後10時過ぎ、吉田晃さん、来宅。


16日(金)


17日(土)

午後、水煙ネットPC教室でのこども土曜市。参加の13人は、小
学生低学年と幼稚園児で、すべてが口コミでの参加。綿菓子、たこ
焼き、かき氷、ポップコーンなど。俳句を作らす。


18日(日)

午前、自宅での高校生の学習塾。
午後、松山市衣山の自宅で7月定例オフ句会。参加者は、3名だが
、いい句会であった。俳句掲示板の句も加えての互選を済ます。
句会報告は、今月も洋子さんの担当。

今日の鑑賞
■冷房の紙一枚の白さなる/高橋信之
紙一枚のすっきりとした際立つ白さが、いかにも冷房の部屋の涼や
かさを感じさせてくれます。(藤田洋子)
■黄の淡き百合を気品というべきや/高橋正子
写生句とは違った主情の良さがある。作者の偽らざる詩である。(
高橋信之)
■手のひらに塩あおあおと胡瓜もむ/藤田洋子
デッサンのしっかりした手堅い句。「手のひら」の実感が「あおあ
お」であり、主婦のいい生活である。(高橋信之)
■字(あざ)三戸青田の青に溺れいる/おおにし ひろし 
字にある三戸の家の周囲は、青々とした田圃。青に溺れるかのよう
な三戸の慎ましい山間の家に、暮らす人の生活を思い見る。(高橋
正子)
■片面は夕日に向けて鉾が立つ/古田けいじ
一つの景が切り取られ、光の明暗が鮮明である。祇園会の鉾立がリ
アルである。(高橋信之)
■夏帯に一筆画きの軽き背な/山野きみ子
夏帯にさっと刷かれた一筆の墨か、色か、いずれにしても、一筆の
軽さが、涼としてかんじられる。(高橋正子)
■友来たりメロン大きく切り分ける/林緑丘
大きく切り分けるメロンのみずみずしさ、友を迎える喜びがあふれ
ているようです。(藤田洋子)

今日の俳句
冷房の紙一枚の白さなる         信之
百合の黄の大きく活けて句座となる    〃
こども市わたがし・たこやき・かきごおり 〃


19日(月)

午前、学習塾。

今日の鑑賞
■湯をくぐりオクラの青のなお青し/臼井虹玉
オクラの緑は、生のときより、湯をくぐると、深い透明感のある緑
になって、色の変わり具合に驚きますね。「なお青し」ですね。(
高橋正子) 
■街の木のいたるところや蝉時雨/矢部れい子
街の木のどの木と言わず、蝉時雨ですね。真っ盛りの夏が街にもあ
って、地方都市のよさがありますね。(高橋正子)

今日の俳句
大玻璃にポプラ青葉のそよぐ朝  信之
冷房の空気を胸に読書する    〃
夏座布団の四角の中に座る    〃


20日(火)

午前、学習塾。


21日(水)

午前、学習塾。


22日(木)

午前、学習塾。
午後5時30分〜6時30分、こども英語塾。


23日(金)

午前、学習塾。


24日(土)

午後2時〜5時、水煙ネット主催の「こども土曜市」。俳句と
パソコン教室が主眼だが、駄菓子屋さん(わたがし・かきごお
り・たこやき・ポップコーン・どら鈴ケーキ)が大好評。


25日(日)


26日(月)

午前、学習塾。


27日(火)

午前、学習塾。


28日(水)


29日(木)

午後4時、「水煙」9月号入稿。


30日(金)


31日(土)

午後2時〜5時、水煙ネット主催の「こども土曜市」。俳句と
パソコン教室が主眼だが、駄菓子屋さん(わたがし・かきごお
り・たこやき・ポップコーン・どら鈴ケーキ)が大好評。